NO.14 2000.11.30発行

冬も、楽しさいろいろ体験工房

スパティオ体験工房八ヶ岳南麓の明るい冬がやってきました。空はどこまでも青く澄み、周りの山々は凛とした姿を見せています。さて、こんな冬の小淵沢を訪ねてみませんか? 温かな恰好で外に飛び出したい方は次のコーナーで紹介されている棒道など歩くもよし、寒いのは苦手という方はスパティオ体験工房に行ってみたらいかがでしょう。ここは全国的でもまれなほど色々な体験教室が一堂に集まっています。また内容もほかでは体験できないようなものがあります。
フェルトはきれいに染めた羊の原毛を手で優しくまるめたり擦ったりしているうちに、あら、不思議! きれいな模様や形ができていくのです。小さなお子さまでも安全で楽しく体験できます。
バーナーワーク バーナーワークやシルバーアクセサリーはこれとは反対に大人向きの教室です。カラフルなガラス棒をバーナーで溶かしトンボ玉と言われる中心に穴の空いた模様入りガラス玉を作るのです。できたトンボ玉を素敵なネックレスにすることもできます。
シルバーアクセサリーはその名の通り。どちらもあなただけのオリジナルです。最愛の人にプレゼンしたらいかがですか?。またそれよりは少し易しくできるものもあります。 色々なガラスを組み合わせて作るステンドグラスです。これには夢がありますね。初めての方は初心者向きのセットが何種類かありますのでその中で選んでみましょう。
絵付け陶芸は小淵沢焼きといわれる焼き物を作ります。形や色は自由です。お茶碗やお皿、ぐい飲みなど使うたびに愛着が湧いてきそうです。
ガラス磁器絵付けという教室ではガラスのコップや真っ白な磁器の食器に絵柄を付けていきます。絵が苦手な方は可愛い小花のシールなどを貼り付けて焼くだけでエレガントな洋食器のできあがりです。
そのほかに機織りやわらじ作りもできます。昔話の中でしか知らないお子さまに見せてあげたり、体験させてあげたりすると 昔話の世界に入り込めるのではないでしょうか。どなたにも親しみやすい押し花やドライフラワーも勿論ありますよ。そば打ち
ご家族やグループで行って、それぞれ興味あるものにチャレンジするもよし、今、人気のそば打ちをみんなで体験してお昼に食べるもよし。
嬉しいことに此処には地元野菜をたっぷり使った、体に優しい薬膳料理のレストラン「森樹」や眺めのよい中華レストラン「龍淵」もありますので、お昼を食べてもう一度ほかのものにチャレンジもできます。
頑張りすぎて肩の凝った方は温泉へどうぞ。スパティオの「延命の湯」にはサウナも露天風呂もあり何時間も過ごせます。どうですか、寒がり屋のあなたでもここだけで一日過ごせてしまうでしょう?

インタビュー

体験工房でステンドグラスの工房を開いている市川さんにお話を伺いました。
― はじめに、小淵沢の地を選んだのはどうしてですか?

「大草原の小さな家」というテレビのドラマがありましたが、そんな暮らしを夢見ていたんです。漠然としたインスピレーションで、住むなら“ここ”と決めていました。

― ステンドグラスを始めたきっかけはどういうものでしたか。

初めて接したのはテラリウムというもので、吊り下げられたガラスの器の中に植物が置かれていて、それがとても素敵だったんです。始めてから、どんどんガラスの魅力に引き込まれていきました。作った作品に光が入ったときの素晴らしさは、言葉では言い表せないものがあります。
― 体験工房での仕事はどのようなものですか。
ここでは、ステンドグラスのキャンドル立てや鏡など1時間半から2時間位でできるものを教えています。教えることで、私自身が発見することがいっぱいあります。
たくさんの体験にきた人の中で、後日お礼の手紙を下さる方がいますが、そんな手紙をいただくとほんとにうれしくなって、工房をやっていてよかったな、と思います。

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ファミリーゲレンデ情報

富士見高原スキー場
スノーランド  ファミリーを大切にする富士見高原スキー場のソリゲレンデは安全な完全独立型のワイドなスロープです。思いっきり雪ん子体験をしてみてはいかがですか。スカイウォーク(動く歩道)に乗って楽々のソリ滑りを楽しめます。レンタルソリも完備しています。
 入場料 500円/レンタルソリ 500円
 
サンメドウズスキー場
550Mのソリ専用ゲレンデで、おもいっきり滑ってみませんか・・。リフトも使えて、親子で楽しめること間違いなし! パパ、ママが安心してスキー、スノーボードを楽しめるように託児ルームもあります。
 託児ルーム:料金 1時間 1000円/対象年齢 2才~4才

 
富士見パノラマスキー場
ファミリー・初心者限定エリアを新設しました。安心してゆっくり楽しめます。(全日曜日)

歴史と出逢う信玄棒道

今から溯ること約四百年前の戦国時代、武田信玄が北信濃攻略の為に開発した軍用道路が『棒道』である。現在の甲府から最前基地のあった長野県松代の海津城までをほぼ直線で切り開いている。現在は所々が部分的に残っているが特に八ヶ岳南麓の甲斐小泉から小淵沢までは昔の面影を色濃く残しているので家族連れから中高年まで楽しめるハイキングコースとして人気がある。『棒道』は季節を問わず手軽に歩けるので既に何回も紹介しているが今回は一年を通して紹介する。春はカラマツの新芽の時期が素晴らしい。あのもやもやとした柔らかいきみどりの色はなんと表現して良いかわからないが青い空に生えて絵心があれば描きたくなるような風景である。林を抜ける風はまだ冷たいが暖かい飲み物を持ってバードウオッチングがてら歩いてみたい。

夏は木々の葉が茂り道端の草も伸びて見通しは少し悪くなるが足元には小さな花が咲き岩陰で休憩していると涼風に誘われ昼寝をしたくなる。時折外乗に出た馬の足音や風の音が聞こえるだけの別世界がそこにはある。
秋にはカラマツの葉が黄金色に変わり日にきらきらと輝く。しかし何よりもおすすめしたいのは冬である。風のない穏やかな日は少し汗ばむくらいでふかふかの土は足に優しく葉の落ちた木々の間からは雪を頂いた山々がくっきりと見える。足元の苔むした岩や道の両側に点在する石仏を見ているといつしか時を忘れてしまいそうになる。厳寒期には女取湧水から流れ出る小川の両側にさまざまな形の氷結が出来自然の芸術を見ることもできる。
『棒道』は歴史の上でも価値のある道だが自然の息吹に触れられる安らぎの道でもある。道に沿って一町ごとに建つ石仏は西国・坂東三十三観音を模したものと伝えられていて約五十体の石仏は今も変わらぬ姿で道行く人々を見守り続けている

空と星に魅せられて・・

「麻疹(はしか)?!」…私が初めて小淵沢の夜空を見たときの印象です。あまり美しい表現ではありませんが、濃紺の空に、隙間無くたくましく輝いている星また星。その勢いというか迫力に圧倒されて、気持ち悪さすら感じてしまい、「きれいだなあ~」と思う迄に、私にはちょっとの時間が必要でした。
東京で生まれ育った私にとって、ある意味でショックといえる出来事でした。澄みきった空気の中にある夜空はあんなにも暗く、濃く、怖く、そして星はその中であんなにもはっきりとしっかりと自分をアピール出来る、身近な存在に見えるものだということを、全く知らなかったのですから。東京の夜空とは全く違うものでした。
あのショックから十年近くが経とうとしています。私はすっかり小淵沢のリピーターさん。冬を感じさせる冷たい風が東京に吹く頃、いつも小淵沢の空を想い出すのは何故でしょう。自分でもわかりません。ただ…何ともいえないあの『空と星』が醸し出す緊張感みたいなもの?。秋~冬の夜空は特にそれを感じます。『りりしさ』とでもいうのでしょうか・・・。それが私はたまらなく好きです。
心にぽか~んと空虚感がよぎった時などは、最高の特効薬にもなります。少なくとも私はそう感じながら、小淵沢に毎回足を運んでいるわけです。きっとこれからもそうなんだろうなあ…と根拠の無い自信に満ち溢れている自分が少し滑稽にも思える今日この頃です。

蔵開き

毎年多くの人が楽しみにしている地酒「七賢」の蔵開きのイベントが来年も2月11日~18日まで8日間、白州町の酒蔵「山梨銘穣」で開かれます。期間中は日本酒が出来るまでの行程を酒蔵の中を案内しながら説明してくれます。そして中庭の特設テント内では出来たばかりの絞り立て新酒(にごり酒、清酒)の試飲(飲み放題)、これがうまい!甘酒のサービス、七賢で販売しているすべてのお酒の利き酒が出来ます。もちろん買って帰ることも宅配便で送ることも出来ます。
 入場料300円/小淵沢駅から車で約20分
 問い合わせ:TEL0551-35-2236

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