No.34 2005年 冬号 2005.12.10発行

満天の星、備蓄量100%

小淵沢の冬はとても寒いです。しかしその寒さゆえの楽しみがあります。それは満天の星との語らいです。目を凝らしていると最初は見えない小さな星達がどんどん姿を現して来るのです。 
では一年のうちで最も美しい冬の夜空を紹介しましょう。まず赤い星『火星』が目に入ります。10月30日に最接近した後、次第に遠ざかっていますがまだまだ目立つ存在です。火星は黄道に沿って東へと動き冬の星座の中に入ってきます。まず姿を現すのは、オレンジ色の1等星アルデバランが輝く「おうし座」です。星々で作るV字がおうしの顔です。おうしの背中の辺りにはブレアデス星団、和名「すばる」の星々が輝いています。何個見えるかで視力の検査をして見ましょう。双眼鏡があれば宝石のように輝く星々を見られまた格別です。そして代表的星座「オリオン座」その三ツ星の下に、オリオン大星雲を白くぼんやりと肉眼で見ることができます。北の空には「ぎょしゃ座」や「ふたご座」があります。12月14日にはふたご座流星群が極大を迎えます。また、天の川が白い雲の帯のように見え、その上に「オリオン座」のペテルギウス「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」のプロキオンを結んで出来る冬の大三角形を見ることが出来ます。
突然空を横切る流れ星に出会えるかもしれません。願い事がかなうと良いですね。小淵沢は光害の無い観測適地です。星座早見盤があると役に立ちます。
防寒対策をしっかりして星空散歩を楽しみましよう。厳しい寒さを忘れさせる美しい世界が待っています。 

八ヶ岳の野鳥たち

さて皆さんは野鳥を見て名前がわかるのはいくつありますか?
私たちも八ヶ岳に来る前、ペンションを始める前には本当にありふれた野鳥の名前しか分からなかった・・・と言うのが現実です。でもここに住み、身近に日常的に野鳥と接する内に次々と名前を覚え、野鳥の生態も知るようになりました。名前を覚えたり、珍しい種類を自分で見つけるとおもしろくて次々探してみたくなります。探してみれば八ヶ岳山麓はなんと鳥の宝庫なのでしょう。一年中ペンションの周辺で見ることが出来る留鳥はアカゲラ、コゲラ、アオゲラ(これらはキツツキ)ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、エナガ等、夏になるとやって来る夏鳥はカッコウ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ等で渓流や水辺では綺麗な青い鳥のオオルリ、コルリも目にします。そしてこれからの時期には沢山の冬鳥がやって来ます。ジョウビタキ、ツグミ、カシラダカ、シロハラ、カモ類の他、運が良ければキレンジャクの群れや紅い鳥のベニマシコ、オオマシコに出会うこともあるこもしれません。この他、漂鳥といって時期により標高の高いところと低いところを行ったり来たりする鳥がいます。綺麗なルリビタキや春を告げるウグイス、モズ等です。ペンションには餌台を置いてあるところも多く、窓から庭にやってくる野鳥の姿を見る事も出来るでしょう。晴れてる日には葉が落ちて明るくなった林の中を歩いてみましょう。耳をすますと野鳥の鳴き声が聞こえます。そっと聞こえる方向にを向けてみます。しばらく静かに見ていると枝から枝へと渡る鳥の姿を目にするでしょう。この冬は野鳥図鑑と双眼鏡を持って幸せの鳥を見つけにいらっしやいませんか? 

X’masトレイン

八ヶ岳のクリスマスと言えば恒例の「やっねっとクリスマスとれいん」今年は小淵沢駅から貸切バスで小海リエックスへ。冬至の大キャンプファイアーを観ながらディナーパーティー。その後、臼田スタードームで星の観察会。帰りの専用列車の車内では楽しいイベントやプレゼント交換もあります。お早めに申し込みください。
 日時 12月17日(土)
 参加費 8000円(1名)
 問い合わせ・申し込みは各ペンションへ 

スノーシューで遊ぼう

北・中央アルプスを望む大沢山
雪の野原を思いっきり歩きまわりたい! その望みを叶えてくれるのが冬の遊び、スノーシューハイクです。スノーシュー(洋風かんじき)をスノーブーツや登山靴に装着して雪の積もった林の中や小高い丘を自由に歩きます。今シーズンで5回目の企画:大沢山スノーシューハイクのご案内です。小淵沢から車で25分、そこからゴンドラに乗って雪のフィールドへひとっ飛び、素晴らしい眺めが待っています。眼下には八ヶ岳連峰を眺めながらスノーシューを履いて歩き始め、1時間程でマナスル山荘に着きます。ここでのランチが楽しみのひとつです。この山荘の裏手の大沢山一帯がスノーシューフィールドです。目の前に中央アルプス、山頂からの富士山の眺望は格別です。 
飛び出せコタツムリ サンメドウズ
冬はコタツでミカンが一番と思っていらっしゃる「こたつむりさん」、スノーシューを体験してみませんか?冬の新しい遊びとして今人気上昇中です。ペンション振興会ポレポレクラブの新企画はサンメドウズ(大泉清里スキー場)のスノーシューコースを利用します。このコースは景色も素晴らしく、運が良ければ日本カモシカを発見できるかも知れません。パノラマリフトに乗って一気に1900mへ。リフトを降りてから階段を少し上って展望台に向かいます。ここからの眺めも素敵です。お天気だったら素晴らしい眺めに感激されることでしょう。コースは二つありますが雪の状態で決めますので当までお楽しみに!
スノージューコース約6キロをのんびり歩いた後はレストランでランチ。暖かいお部屋でチーズフォンデュ(チーズが苦手な方はご相談下さい)は如何でしょう?今回はスノージューとランチを楽しむ欲張り企画です。皆さんのご参加をお待ちしております。 

この人にインタビュー

八ヶ岳高原地域には、 無名問わず多くのアーティストが住んでいます。彫刻、木・工芸、写真、絵画、陶芸等これらの創作活動に適し、想像力をかきたてる豊かな大自然が彼らの感性を育てる土壌と成っていることは確かでしよう。今回紹介するアーティストは小淵沢高原に「木彫工芸館」をオープンして17年になる大原幸夫さんの息子さんで21歳になる大原竜幸さんです。父幸夫さんの木のこだわりと違って竜幸さんの作り出す作品はテーマによって素材は様々であり、コンテンポラリー・アートとしての性格を備えています。ひとつの特徴として、それぞれの作品に動きを与えることによって多角的に視覚に訴え、観賞者へいろいろなイマジネーションを読み取ってもらい、また、作品に埋め込まれた映像を通して作家の考え、主張を色々な思いで感じとってほしいという作者の願いでもあります。竜幸さんが造形作家として自己表現をしようと思い立った動機は小さい時から父幸夫さんの仕事の手伝いをしながら培われた創作意欲が大きいと語っています。また、自然に取り囲まれた豊かな環境からも大きなエネルギーをいただいているとも。来年の10月9日(月)〜14日(土)銀座にある「ギャラリーK」にて個展を開催。その準備に今から製作に忙しい日々が待ち受けています。新たな活動のテーマとして竜幸さんが作り上げていくオブジェに鑑賞者も共に参加し、はじめて作品が完成するという、意欲的かつ実験的な作品作りに情熱を傾けています。今後の活躍に大いに期待できる感性豊かな優れた若きクリエーターです。作品は「木彫工芸館」に常設さ{れています。問合せ「木彫工芸館」 TEL 0551-36-3023

厨房から

「厨房から」では、私たちが普段厨房でおしゃべりしているペンションの裏話や失敗談、ちよっと自慢したいこと、耳寄り情報、オーナーの趣味などとっておきの話題をお届けいたします。       
人に優しい町づくりをめざして! カントリーハウス J&J INN
さてここ数年、町おこし村おこしのキャッチコピーとして、″おもてなしの心″と言う文字が良く使用されています。とても響きが良く心に入りこみます。”もてなす”とはとても難しい事です。人の心になり、また、人に優しくなくては単に自己満足に終わります。お客様からハード(建物)はいらない。ソフトを大事に守って欲しいという言葉を聞きます。建物は予算(お金)があれば簡単に建てられます。要は中身の問題ということと思います。小淵沢にはたくさんの自然景観があり財産です。私個人では微力であり何もできませんが、行政であったり、グループであったり、又地区であったり、集まれば力が倍加します。これからは益々差別化の時代です。特徴ある町づくり、特徴ある宿泊業を目指さなければ淘汰されます。
私事ですがお客様のニーズにお答えできるような秘密の場所をたくさん情報としてもっていたり、案内できるよう心がけています。趣味でもある昆虫・ドライフラワーの情報も大きな財産になりつつありますが年々身体の動きが鈍く満足感が体感できません。早20年になろうとしている宿泊業を原点を見つめて初心に帰り親戚のような家を目指して頑張るつもりです。益々発展する町を目指して! 

七賢蔵開き

2005年2月11日(土)〜19日(日) 午前10時〜午後3時 利き酒をする方 300円
酒蔵見学や搾りたての新酒の試飲・甘酒サービス・各種お酒の利き酒等、楽しい催しがいっぱい!
お問い合わせ:0551(35)2236

編集後記

秋のフィナーレを飾るカラマツの黄葉が、キラキラと煌めきながら舞い落ちると、いよいよスノーシーズンも間近です。ポレポレクラブでも大沢山と今回新しく清里方面に皆さんをご案内したいと思います。胸躍るスノー体験をぜひご一緒に!

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