No.37 2006年 秋号 2006.09.23発行

信玄棒道を歩く

棒道とは、戦国時代の甲斐の武将・武田信玄が北信濃を攻める為に八ヶ岳の西の麓に軍用道路として作ったと言われている道のことです。棒のように真っ直ぐ伸びていることからこのように呼ばれています。この棒道ですが、社団法人日本ウオーキング協会が選定、国土交通省後援「美しい日本の歩きたくなる道500選」に選ばれました。読売新聞社の「歩いてみたい日本の道100選」にも選ばれて今、ウォーカーから絶大な支持を頂いています。誰もが歩きたくなる道、多くの人に薦めたいウオーキングコースです。春は新緑の芽吹きが素晴らしく、夏には樹木の緑が深まり眩しく感じます。秋には、カラマツの黄葉が見事です。冬は、見通しが良くなり、ウォーク途中に南アルプスを眺められる場所も出てきます。フカフカの落葉の上を歩くのも良いものです。皆さん、きっと感激されますよ。
北杜市観光協会小淵沢支部が10月29日の日曜日に棒道ウォークを企画しました。出発はスパティオ小淵沢。ウッドチップの敷かれた馬の道から小深沢川遊歩道に抜けて、一休み。足が喜ぶ土の道です。その後、キッズ研修所の裏を通り過ぎ、棒道に入ります。
黄葉の林の中を暫く歩き、火の見櫓(監視小屋)で休憩。黄金色に染まったカラマツ林を抜けて馬の道に入り、秋の色彩豊かな道のりを愉しむうちに、揉合神社へ。その先の「道の駅小淵沢」の信号を渡ると出発地点のスパティオ小淵沢です。ウォーク後は、延命の湯にどうぞ。大勢の参加をお待ちしております。
棒道ウォークイベントのホームページ

秋風に誘われポレポレウォーク

今回のポレポレウォークは観音平から三味線滝へのコースです。唐松林の美しい道はこの時期に合わせて黄葉してくれるでしょうか?これは当日までのお楽しみです。足下は笹の葉が被い茂る道が続き、良く探すと鹿の通り道や、鹿の落とし物など見つかるかも知れません。やがて整備された階段状の道を登りますが、行きの道ではきつい登りはこの辺りだけです。頑張って登りましょう。ここから先は右も左も唐松の整然とした美しい林の中の道を歩きます。ここでは充分秋を感じていただけることと思います。
さて、三味線滝に到着したら楽しいお昼が待っています。流れの音を聞きながら開くお弁当はなにが出てくるでしょう?これもまた今回のお楽しみですね。
ゆっくりと休んでお腹も満たされたら来た道を観音平まで戻ります。ここで車に乗って戻ることも出来ますが、まだ歩きたい方は是非もう少し下まで一緒に歩きましょう。広い防火帯を下るとすすきの向こうには雄大な南アルプスが見えます。もっと下って県営牧場に出るとお天気が良ければ富士山まで見渡せる絶景ポイントです。コースはここで終了です。
 皆さん参加したくなってきませんか?お待ちしております。
ポレポレウォークのホームページ

風林火山館

 大河ドラマ、撮影快調!
HK大河ドラマの主人公「山本勘助」をモデルにした作家井上靖の同名の小説を原作とした戦国絵巻の撮影現場です。この躑躅ヶ崎の館は文献を元に京都の大工職人を呼んで本格的に再現させた見ごたえのあるセットです。すでに何度か撮影は行なわれています。
私が見学へ行った時は牧草地に鹿の親子がのんびりと散歩をしていて、まさに牧歌的風景で晴れた時は富士山を眺める事が出来ます。小説は読んでいませんが山本勘助について調べますと武田信玄の参謀で天才的に戦術に優れ、また城築に関しても優れた設計士であり、高遠城、小諸城など作ったとされています。彼の有名な戦術として啄木鳥戦法といわれるはさみ撃ちに近い戦法があります。背丈は低く片目で、今なお謎にみちた武士として言い伝えられているそうです。武将の影に優れた参謀在りですね。
●交通小淵沢ICより八ヶ岳横断道路へ小荒間信号右折10分。JR小淵沢駅より車で15分
●入館料、大人 300円・小中学生 100円。火曜日は休館 北杜市観光課0551(42)1351

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この人にインタビュー

人生常にわくわく  児童書作家 杉山 亮さん
4月に小淵沢に越してこられたおもちゃ作家・児童書作家の杉山亮(あきら)さんが、この夏41日間毎日1日3回ものがたりライブを自宅で開催されました。
その語りの面白さはもちろん、風の吹き抜けるテラスでゆっくりとお茶をいただきながら杉山さんや参加された方たちとよもやま話をするのも楽しく、居心地の良い場所だなぁと感じました。
なぜ小淵沢を選ばれたのか、お尋ねしてみました。
「もともと山や森が好きでした。仕事の関係上、東京に出ることが多かったので、交通の便のよい小淵沢が良いと思っていました。空が広々とした場所で、大きな自然の景色の中で暮らしたい。ここへ来てくれた方にいいところでしょう!と言えるような、その土地に祝福されている気持ちにさせてくれるところがここなんです」と「幸福観」ということばを語る杉山さん。
こういう仕事を最初から目指していた訳ではなく「なりゆきまかせ」だとのこと。
「学生時代に、現場で働く仕事に就きたいと思い保父の仕事を目指しましたが、当時はまだ男性にその資格は取れませんでした。専門学校に入学しましたが生徒120人中男性は一人。7年程保育の現場で働いた後、おもちゃ作りを始め、その後児童書を書くようになりました。仕事を変わることにそれほど不安はなく、自分が面白いと思えることは必ず他にも面白いと思う人がいるに違いない、という確信がありました。ちょうど旅をしている気分で、安定するより生き生きしていたい、という思いのほうが強かったのです」「子供たちには場数を踏んでほしい。知らない人の家に行くという経験、生でお話を聞くという経験がほとんどない子供も多い。テレビやゲームだけやっていては40分集中して話を聞くことが難しいのは当然。昔話やことわざ・言い回しなど知らない子が増えている、そうするとパロディの面白さも伝わらない」子供たちへいろいろな経験を積ませたい、面白い話を伝えていきたいという思いを感じました。おもちゃのコレクションも半端ではありません。おもちゃトークを含んだ、来年のライブも楽しみです。

イベントガイド

おつきゆきえさん朗読会
・宮沢賢治朗読  9月30日(土) 午後7時30分より  たん歩゚歩゚(36-4343)
・大人のための絵本の会  10月1日(日) 午前10時30分より 風 路(36-3826)
 料金 各回1500円(お茶付)

武久源造パイプオルガンの夕べ
  10月14日(土) 19時開演 3800円  フィリア美術館(36-4221)

古楽器によるバロックコンサート
 10月29日(日) 14時開演 2000円 月下草舎(36-4801))

木下 晋 鉛筆画の世界
 10月22日(日)まで開催中  入館料 500円 フィリア美術館(36-4221)│

大石 学 ピアノトリオ
 11月12日(日) 19時開演 4000円 月下草舎(36-4801))

李朝の陶磁・家具展
 10月30日(月)まで開催中 ギャラリー土間(36-5795)

小野リサ「森と風とボサノバと… 10月20日(金)
 19時開演 5000円  リゾナーレ小淵沢(36-5111)

厨房から

ハチ姫老犬力パワー全開 ペンション ケイト
我が家には「ハチ姫」という甲斐犬がいます。本来は凶暴で飼い主一人にしかなつかないと言う犬ですがハチ姫は人間が大好きでお客様には吠えることもなく人気者でケイトの看板犬でした。私たちにではなくハチ姫に会いに来てくださるお客様も多かったのです。しかしもうすぐ15歳。寄る年波には勝てずこの春頃から具合が悪くなりました。人間がかかる病気のほとんどは犬もかかると言われていますが耳が遠くなり目も見えなくなって人間で言うところの認知症になってしまったのです。一度お出でになったお客様は忘れることがなかったのに今では飼い主の私達でさえわからないことがあります。散歩に行ってもまっすぐ進んだかと思うと急に戻ったりしてじっとしていることが出来ません。帰ってきても家がわからず素通りするのです。後ろ足も弱り時々歩くこともままならなくなりました。最近は頻繁に心筋梗塞の発作を起こします。言葉が話せない分苦しんでいる時には見ているのも辛いほどですが発作が治まるとケロリとして食欲もあり夏もなんとか乗り切ってくれました。でも衰えは確実に進んでいます。「子は鎹」といいますが子供のいない私たちにとってハチ姫には感謝してもしきれないほど助けられました。今は残された日々が穏やかであれと願うばかりです。

編集後記

秋号の編集会議で久し振りに会った顔はまだ夏の疲れが取れず、皆どこか集中できない感じでした。が日一日と秋らしくなって行くにつれ作業もようやくはかどり始めました。短い夏が終わると行楽シ―ズンの秋まで束の間のほっと出来できる時です。気持ちに余裕があるので作業の合間に下見と称してランチに出かけたりキャッチコピーをめぐって喧々諤々、老人力パワー全開?。的外れのお喋りに花が咲きます。(ふ) 
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