八ヶ岳風のたより
No.41 2007年 秋号 2007.9.25発行

自然に遊ぶ 秋の風物詩

ツリークライミング 
暑かった夏も終わり八ヶ岳の麓では心地よい風が吹き始めました。そうなると夏の間動かす事が出来なかった体がうずいてきます。そんな折私の耳に入ってきたのは、小淵沢界隈で『ツリークライミング』なるものが楽しめるとの話。ツリークライミングって?直訳すれば「木登り」。しかし私がイメージする手と足で木をよじ登るというものとは全く違うらしい。なんだか面白そうです。と言う訳で早速体験を。『ツリークライミング』とは、簡単に言ってしまえば「ロープや道具を使って木に登るレクリエーション」です。しかし実際にインストラクターの方の話を聞いたり体験をしてみるととても奥が深いのが分かります。専用の道具やロープワーク、きちんとしたルールもあります。そして熟練したインストラクターの指導の下に老若男女を問わず、また身体障害の有無にも関わらず誰もが安全に楽しめる「木登り」なのです。そしてまた森や木にも優しいと言う点も大切です。
昨今管理されていない荒れた里山の森が多い中、そここそがこのレクリエーションのフィールド。誰でもが安全に楽しめるように下草を刈り枯れ枝を払います。これが木を健やかに成長させる事になります。こういった事が森を管理し森を活かすということにつながるのです。前置きはこの位にしていざ体験へ。
装備は簡単で、サドルと呼ばれる、ロープに長時間ぶら下がっていても快適なように設計された安全帯を身につけヘルメットをかぶります。そしてお世話になる森へ一礼。木には予めアーボリストロープという専用のロープがかけてあります。その木に触れてご挨拶。今日の先生は森であり、この木なのですね。
今回体験するのはダブルロープテクニックという登り方。ロープには難しそうなロープワークが施してあります。あとは指示通りに木を登っていくだけです。このツリークライミング、驚いた事に手をロープから離してさえいれば絶対に落ちる事はないんです。ぶら下がったまま逆さまになっても大丈夫。空中イナバウアーだって出来ちゃいます。そして数m登った所、もちろん景色が違います。そして耳に入ってくる音が違うんですね。風の音、葉音、鳥の囀りなど、森を、自然を本当に身近に感じる事が出来ました。
今回お世話になったのは『annの森プロジェクト』代表の安藤義樹氏。今、自分が小淵沢に住み、森、そして自然を身近に感じるというとても素晴らしい体験をさせて頂き感謝すると共に、このような活動がここ小淵沢でも広まりつつあるという事に喜びを感じました。このツリークライミング体験、各地で体験会も開催されていますが、安藤氏の協力により事前に相談いただければ個別にも対応していただける場合もあるようです。皆様も是非一度「樹上の世界」へ!
  
パラグライダー
今回半日体験コースを受けて参りました。場所は小淵沢インターより車で10分ほどのところにある富士見高原スキー場の中。ビデオ説明・器具の取り扱い・注意点などの説明を受け、いざフライト・・のはずが・・・
パラグライダーが開いた瞬間に後ろに引っ張られ浮くどころか前へも進めません。チャンスはあと3回、なんとなく感じがつかめたのか、次は「フワッ」と地球から足が・・なんともいえない無重力感と思ったらすぐに着地。そして3回目更に高く・長く飛ぶことが出来ました。そうなると欲が出てきて更に高く・長くと思ってしまうのです。 
今回初めて体験したのですがこれはとにかく楽しくて気持ちのよいスポーツ。そしてエコ。ぜったいお薦めです!
是非一度大空へ飛び出してみませんか!年内は11月中旬頃までOKだそうです。
(協力)KPS富士見高原パラグライダースクール〔ホームページ
 電話:0266-66-2278
テニス
小淵沢のテニスコートは八ヶ岳と南アルプスを望むロケーションで、意外と思われますが冬もプレーできます。空気が澄んでいるためにボールの音が高原に響き渡り青空に映えます。
 
プール
森の中の海「イルマーレ」は古代ローマのテルメをイメージした波の出るプール。水泡が心地良いアクアソニックや露天風呂風ジャグジーやサウナもあり、ファミリーみんなで楽しめます。
 
ウォーク
ウォークやハイキングは初心者からベテランまでどなたでも楽しめるコースに事欠かない小淵沢です。ペンションオーナー達のガイドするイベントも年4回ありますので、是非ご参加下さい。
 
乗馬
乗馬の町として昔から有名な小淵沢です。体験乗馬の出来る牧場も多く、初心者の方も安心して体験できます。また外乗は乗馬の醍醐味を味わえるので是非そこまで体験してみて下さい。
 
ゴルフ
高原のゴルフは山岳コースと思っていませんか?小淵沢も富士見も以外とフラットで広々としています。気圧の関係で飛距離も出るのでスコアーも伸びるかもしれません。紅葉の時期は特にお薦めです。

東西が響きあう 北杜国際音楽祭

昨年始められた「北杜国際音楽祭」の第二回が小淵沢と長坂、須玉町の諸会場で開催されました。「『東西音楽交流の聖地』創成という永年の想いが・・・体内で沸騰した。そして、2006年8月、一貧乏作曲家の身で無謀にもこの音楽祭を立ち上げてしまった」(音楽祭パンフレット)と語る音楽家・三木稔さんが芸術監督を務めています。多くの演奏家により5日間、計10回ものコンサートが開かれました。私たちは最終日の8月26日、午後6時30分から催されたクロージング・コンサートを聴きに行ってきました。会場は小淵沢道の駅近くについ最近造られた野外ステージです。ステージ上には龍や鳳凰の姿を彫った飾りが付いている大きな楽器が設置されています。後で分かったのですがバリ島の巨大な竹で作られたジュゴグという楽器でした。さあ開演です。会場の後ろから名古屋からやって来たグループ・「スカル サクラ」が民族衣装に身を包み、笛や太鼓を鳴らしながら入場して来ました。竹の持つ力強く優しい響きがアカマツ林と流れる雲、満月の夜空にとけ込んでいくような素晴らしい演奏でした。次に登場したのはマリンバを演奏するアメリカのパルサス・トリオ。中国琵琶奏者のシズカ楊静さんが掻き鳴らす琵琶の繊細で力強い音色は周りの森、夜空を大きく包み込んでいくようでした。尺八や琴などの演奏が続き、フィナーレは全員の合奏です。阿波踊りのリズムが演奏され、演壇から太鼓を抱えた指揮者が会場に降りてきて、「さあ、一緒に踊りましょう」のかけ声! 国際音楽祭に相応しい賑やかで華やかなフィナーレとなりました。これはぜひ八ヶ岳に根付かせ育てていきたいイベントだと感じました。来年も楽しみです! 

太っちょ母さんの乗馬体験記

永宮充美さま
毎年冬お世話になっているペンションさんに、「ララミー牧場で、最終日に《外乗》する乗馬体験がある」と教えてもらい、早速参加を決め、お願いしました。初日は8月15日終戦記念日。馬の鞍に跨ったとき思っていた以上の高さに驚きましたが、レッスンが始まってしまうと気になるどころか楽しいのなんの!私の足に馬の温もりが伝わり、次第に私の口元は綻んでいました。こうして太っちょ母さんと暑さと乗馬の戦いは始まりました。運動不足な私はた
った30分のレッスンで良い汗!馬の可愛い瞳にうっとり、艶のある体は思わず抱しめたくなる程でした。真夏に訪れるのは初めてでしたが、来年もまた乗馬をしたいと思いました。太っちょの私でもできるとわかりうれしかったです。勿論主人や子供も大満足でした。

厨房から NO.14

出会いを求めて ペンションあるびおん
いつかやってみたいと思っていたペンション経営。早いもので来年で20年になります。開業時2才だった娘も大学3回生。娘を自然溢れる環境で育てたいという思いも同時にあり、横浜から小淵沢に移住してきました。この仕事をしていたから出来た事や体験も沢山ありました。家族で3週間かけてまわった北海道のキャンプ旅行はじめ長期の家族旅行が沢山出来た事もとても良い思い出であり、娘にも色々な体験をさせることが出来ました。いつかどこかで役に立つ時が有ると良いなと思います。またペンション経営をしていたからこそできた多くのお客様との出会いは私たちの宝物です。そして思いもかけずに高倉健さん・宍戸錠さん・真田広之さん等々の俳優さん達との出会いもあり、撮影の苦労話を聞かせていただいたり、記念写真を自ら撮って送ってくださったり、皆さん気さくで優しい方達ばかりでした。今年の冬は八ヶ岳の動物の生態をスノーシューで案内するというテレビの撮影に携わった事も貴重な経験でした。20年近く八ヶ岳に住んでも、まだまだ出会っていない動物や野鳥、植物があり、八ヶ岳の懐の深さを痛感すると同時に、それらとの出会いがこれからの楽しみです。
あるびおんのホームページ

イベント案内

●信玄棒道と馬の里ウォーク
 日 時:2007年10月21日(日)
 参加費:1000円(弁当・飲み物・温泉入浴券付き)
 定 員:100名
 問い合わせ・申込先:北杜市小淵沢総合支所地域振興課 0551-42-1491
●ポレポレクラブ 旧甲州街道ウォーク
 日 時:2007年11月1日(木)
 参加費:1200円(お弁当・保険代込み)
 集合:小淵沢駅 9時30分
 解散:富士見駅 15時30分(予定)
●こぶちさわ音楽祭
 10月1〜3日。「リゾナーレ音楽祭」15年目を迎える室内楽フェスティヴァル
 10月14日(日)池辺晋一郎「愉快な音楽室」。長坂コミュニティホール
 10月27日(土)今井菜緒子「パイプオルガンの夕べ」フィリア美術館
●月下草舎ジャズライブ
 10月13日(土)「チコ本田ヴォーカルナイト」
 11月11日(日)「大石学ピアノトリオ」
●おつきゆきえ朗読会
 10月13日(土)P・たん歩歩
 10月14日(日)P・風路。

編集後記

全国的な猛暑に見舞われたこの夏、小淵沢でも猛暑日がありました。そんな中でも「都会よりは涼しいし過ごしやすいです」と言って下さるお
客様、本当に有難いものです。地球温暖化なんとか歯止めをかけたい。ペンションという仕事をしていて何か出来る事はないかと模索中の今日この頃です。(シェムニ)

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