No.39 2007年 春号 2007.03.10発行

花と残雪と・・・


みなさん、また桜の季節が巡ってきましたね。この記事を書いている3月上旬、八ヶ岳でもウグイスの声がちらほら聞こえているようです。都会では一ヶ月も早くに桜が咲いている所もあり、地球環境の急激な変化、暖冬の影響のの大きさをしみじみ感じたこの冬ですが、美しく咲く春の花を愛で、改めて自然環境のこと、四季の移り変わりの大切さに心を寄せてみてはいかがでしょう。
さて暖冬といえども小淵沢をとりまく八ヶ岳、南アルプスという日本有数の高い嶺々はその山頂を白く輝かせています。桜の名称は数あれど、残雪の山をバックに桜の古木を愛でるスポットがこんなに多いところはそう無いと思います。ではみなさんに桜の咲く順(標高の低い順)にご紹介しましょう。
まずは韮崎・王仁塚(わにづか)の桜です。丘の斜面に枝振り良く咲く一本の桜。樹齢200年(推定)、幹周り3.3m、樹高12mのエドヒガンザクラです。桜の向こうには遠く八ヶ岳の白い嶺が輝き、桜を引き立てます。
次は武川・実相寺の神代桜です。日本最古で最大(根本回り13.5m・目通り幹囲10.6m)。昨年より保護のための屋根も取り外され、一層バックの南アルプスと神代桜が美しく調和するようになりました。またここはソメイヨシノやしだれ桜なども綺麗に咲き、足下の水仙が一層春の華やぎを感じさせてくれます。
ここに数日遅れて、さらに南アルプスに近い真原(さねはら)の桜並木が見頃となります。甲斐駒ヶ岳に誘うように続く桜の並木は満開の時は勿論、ハラハラ散る中も歩いてみたい所です。
だんだん標高も上がり、八ヶ岳に近づいてきます。次は清春芸術村のソメイヨシノです。清春小学校の落成を記念して大正14年に校庭を取り巻くように植えられた桜も樹齢70年を超え、バックの甲斐駒ヶ岳の威容に負けじと苔むした幹から見事な花を咲かせます。
最後は私たちのお膝元、小淵沢町・神田(しんでん)の大糸桜です。樹齢400年のエドヒガンザクラの変種です。ここからは八ヶ岳も、南アルプスも、富士山も望めます。早朝、真っ白に輝く甲斐駒の前に優雅にたなびく色濃いしだれ桜。全国のカメラマン憧れのシーンです。サー今年はお気に入りの一枚を!

王仁塚(わにづか)の桜
南アルプスと真原の桜並木
南アルプスと真原の桜並木
甲斐駒ヶ岳と清春芸術村
甲斐駒ヶ岳と清春芸術村
残雪の八ヶ岳と大イトザクラ
残雪の八ヶ岳と大イトザクラ
春にウインク
今回のテーマは「花と残雪」。何か、東映任侠映画のタイトルの様で。火野葦平の小説「花と龍」を思い出しましたが、取り上げる内容は全然違いまして南アルプス、八ヶ岳山麓周辺に見られる残雪と花々とのコラボレーションの場所紹介です。山の稜線の残雪を背景にして花を咲かせる季節は、冬から春にかけての時期と思うと日本の春夏秋冬以外の「四季の狭間」の季節があっても不思議ではないかと。つまり日本の季節は「八季」あると提唱したいと勝手に決めつけている。さしずめこの季節「晩冬淡春季」と命名。この様な不可解な能書きを言いたがる中年の独り言を無視して本題に入ります。正直、八ヶ岳高原周辺は何処へ行っても心に刻みたい素晴らしい風景に囲まれていますが、皆さんが描く絵柄は「桜と残雪」ではないかと。ところが、桜だけではありません。目線を下に落すと雪を割って咲く「クロッカス」がいち早く春に向ってウインクを。また、「蝋梅」も黄色い花を着け早春の挨拶を。注意深く散策すると出合うかもしれません。武川町の実相寺にある『山高神代桜』は有名ですが境内に花開く「黄水仙」も見事。その周辺の近くに桜が散る頃、「花桃」の大変きれいな所が在ります。時期は4月中旬〜下旬見頃です。樹齢約450年の赤松の銘木が見られ庭園の美しい『萬休院の舞鶴松』。これらいずれも残雪が美しい甲斐駒ケ岳、鳳凰三山を背景にしたビュウ・ポイント。最後に、ポレポレウオークでお馴染みの『新府の桃源郷』。桃の産地として有名でもありますが、四月中旬頃にはあたり一面桃の花でピンクに染まり、その様は春満開を贅沢に満喫。もちろん取り囲む山々の残り雪も見事な名脇役を演じてくれます。また、「新府」への道中、桃より早く香り豊かな白く可憐な花を付ける「すももの木」も見るべし。さあ、足元軽く、キャンデーズの「♪もうすぐハールですねえ…♪」をハミングしながら出かけよう。

大河ドラマのロケ地

風林火山館を訪ねる

NHK大河ドラマのロケで使われている風林火山館まで歩いて来ました。冷たい風が心地良く感じられるお天気の午後に出発し片道約90分、帰ってきてからお風呂に入り夕食のビールが待ちきれない程のちょうど良い疲れでした。
スパティオ小淵沢から林の中のゆるい上り坂を進むと視界が開け正面に八ケ岳が、振り向けば南アルプスが雪を頂いています。牛舎の牛達を見てゴルフ場の入り口を過ぎると火のみ櫓が見えてきます。ここから信玄棒道です。ゴルフ場に沿ってしばらく歩くと16番観音に到着。ここから棒道を外れ牧場の柵の間を登って行きます。20分程で十字路に出たら右折。今度は舗装道路ですが牧場の中なので殆ど車の通らない平らな道を行きます。左右のカラマツ林からは野鳥の鳴き声が聞こえてきます。古杣川にかかる牧場橋をわたると正面に忽然と大きな風林火山館が現れます。見学しておくと後でドラマを見るのが楽しくなること請け合いです。
帰りは牧場橋まで戻り少し先を左折して細い道に入ります。落ち葉の下に木の根や岩が隠れているので足元に用心して進むと女取湧水です。八ケ岳には湧水が多くありますがここは地元の貴重な水源の一つなので汚さないよう気をつけて川を渡ります。後は防火帯を道なりに下り棒道に出たら右折して15分程で最初の16番観音に戻ります。
山本勘助も歩いたであろう当時を偲ぶとまた新たな発見に出会えた気がしました。
6月24日(日)のポレポレウォークは、このコースを歩きます。

星明りでキャンドルナイト

100万人のキャンドルナイトというイベントをご存知でしょうか?夏至と冬至の夜8時から10時まで電気を消して、キャンドルの灯りで過ごしましょうというものです。
昨年の冬至の日に八ヶ岳では初めて清里のレストラン「ロック」でそのイベントが行われました。星空がきれいな八ケ岳はこのキャンドルナイトにぴったり!ということで、小淵沢ペンション振興会でもまず何軒かで始めてみることにしました。どのような夜にするか各々が企画しています。夏至のときには、「ホタル見物」「庭で炉を囲んでおしゃべり」「歌声喫茶」「星空を眺めよう」「ギターやオカリナの演奏会は?」等々いろいろな案が浮上しています。一緒に電気を消してスローな夜を過ごしませんか!

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小淵沢高原で 

乗馬体験を・・

馬の町小淵沢に住みながら乗馬の経験が皆無であった私が乗馬の体験をしたのはこの冬のこと。その体験を通して感じたことを書いてみたいと思います。
まず実際に馬に跨ってみると、思った以上に高い、そしてちょっと怖い。しかしどの馬も本当に良く調教されており大人しくすぐに慣れることが出来ました。そしてふくらはぎから内股に伝わってくる温もりに何となく癒されている気分に。
さあここからが本番です。馬に合図を送ると歩き出します。当然揺れます。バランスをとらなくてはなりません。ポイントは姿勢を常に正しく保つ事。腰や背筋、腹筋が程好く緊張してきます。これが思った以上に良い運動になるのです。次に馬には足で合図を送るわけですが、これがとっても難しいのです。頭では解っていても馬上だと体が思うように動かない。今回はこの難しさが解った所で体験終了と相成りました。
馬に触れ温もりを感じ癒しをもらう。見た目より体や筋肉を使う運動である。そして何より奥が深く乗るほどに楽しくなってくる。これが今回の感想です。お子様からご年配の方まで各々の楽しみが出来る、それが乗馬の魅力なのではと思います。

イベント情報

ポレポレ桃の里ウォーク 4月8日(日) 参加費 120円(お弁当付き)

月下草舎ライブ
・中本マリ・バースデイライヴ  3月24日(土) 開演 19:00 5000円
・古楽器によるバロックコンサート 4月22日(日) 開演 14:00 2000円
 月下草舎(36-4801)

おつきゆきえさん朗読会
 ・宮沢賢治朗読  5月26日(土) 19:30より  たん歩゚歩゚
 ・おとなのための絵本の会  5月27日(日) 10:30より 風 路(36-3826)
  両日とも、1500円(お茶付き)

信玄棒道と湧水の里ウォーキング  5月2日(日)  参加費 1000円

八ヶ岳高原サイクリング  6月2日(土) 参加費 8000円(親睦会費込み)
  問い合わせ:ZOOM

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