No.46 2008年 冬号 2008.12.10発行

100万人のキャンドルナイト! でんきを消してスローな夜を

若い時、貧乏旅行でパリへそしてクリスマス・イヴのノートルダム寺院へ行った時、無数の蝋燭に映し出された幻想的な寺院内に圧倒された事が思い出されます。炎は蝋燭に限らず、月の光と共に想像力を喚起させるサムシングがあります。現代は原子力に頼った電気で現代人は生かされていますが、遂100年前まで、つまり1900年間は自然の中から生み出された光を巧みに利用し、生活を営なんできたわけです。二十世紀に入り人間の英知でもって急激な産業発展の恩恵も受けながら、しかし、この早過ぎる時代の進展に戸惑いを感じる人も多いはずである。「スローとは、ひとことで言えばつながり。水、木、土や自然、そしてそこで暮らす人々の、いのちのつながりをはぐくむことです。人をおもいやるとか、人を育てる、人を愛す、共に生きるというのはとても時間のかかること。そんなことみんな知ってるはずなのに。文化的時間や生物学的な時間は本来スローなものです。スローダウンして豊かなつながりを取り戻したい」。この論の作者が明治学院大学教授で文化人類学者である辻信一氏である。そして「100万人のキャンドルナイト」の仕掛け人であります。このイべントはエネルギー問題、地球温暖化問題、という地球規模の環境問題をテーマとして「蝋燭の炎」をキーワードとした市民参加型イベントです。わたしたちがこの問題を身近な健康環境に脅威を与えるとして意識したのは地球を囲むオゾン層破壊がフロンガス、二酸化炭素によるもので、その結果地球温暖化が進み地球上の生命体への悪影響を与えてると知ったことです。わたしたちがやれる事、まずは日常生活から、そして小淵沢ペンション振興会は「100万人のキャンドルナイト」運動のマニフェストに賛同し環境問題へ提案をしたいと考えイベントを企画。夏至、冬至の日に電気を消して蝋燭の炎の下で楽しく遊び、すこし環境のことを考える。先進国と新興国の利害関係の軋轢ある中で形骸化しかねない京都議定書の意義をわたし達の小さな運動を通して理解していく事はたいへん重要である。ここで蝋燭について一言。植物由来原料(ハゼノキの果実)の蝋燭、また蜂が作り出す蜜蝋は循環することでCO2を増やすことはありません。いつも買い物に思う事があります。スーパーでエコバックを勧めていてまたビニール袋が有料になったせいか、かなり普及されていると思います、と同時にこのエコバックを作るのに石油が使われていてCO2がどれだけ排出されてるのかと考えるとはたしてエコロジーなのか、これと同じ様にマイ箸運動もしかり。間伐材が使われなくなり森が荒れてしまっているという現実。つまり環境問題は社会システムの矛盾をも照らしだしています。そして一本の蝋燭の炎もまた次世代の子供たちに豊かな自然環境を送り届ける事が出来るか、わたし達の問題意識を照らし出しています。さあ、今からでも、でんきを消してスローな夜を。

冬こそ星の宝石箱

長い夜、澄んだ空気、寒いけれど一年で一番美しい、星々がきらびやかに輝く季節がやってきました。キャンドルナイトの日夜空を見上げてみましょう。秋の星座を追いかけるように最初に現れるのが、天頂で輝くプレアデス星団のおうし座とカペラが目じるしのぎょしゃ座です。プレアデス星団はおうし座の赤い1等星アルデバランの近くにある散開星団です。肉眼で5〜7個の星を見ることが出来ます。見えた数で視力の検査が出来るとか。双眼鏡で見ると宝石をちりばめたようで、言葉では言い表すことができないほどの美しさです。日本では「すばる」と呼ばれ冬の夜空を飾る代表的な星団です。次に昇ってくるのがおなじみの冬の星座の代表格オリオン座です。オリオン座はギリシャ神話の狩人オリオンに由来しています。一等星が2個、二等星が5個と、きらびやかな星の集まりです。中央の横に並んだ「三つ星」はオリオンが腰にしめたベルトにあたります。その下には縦に並ぶ3つ星(小三つ星)があり、その真ん中が有名なオリオン大星雲(M42)です。その存在は肉眼でも確認でき、良く見ると白くぼんやりと見えます。それらの周りを囲む4つの星がオリオンの体です。そのひとつ、こん棒を振り上げたオリオンの肩にあたる東側の赤い一等星ベテルギウスと、時間の経過と共に東の空に昇ってくる全天一明るい恒星おおいぬ座のシリウス、そしてこいぬ座のプロキオンで形作られるのが冬の大三角形です。ここを横切る冬の天の川は淡い輝きで確認が難しいのですが探してみるのもよいでしょう。(ペンションうぉっちんぐ)

四十雀子育て奮闘記(その2)

巣を覗いてみたら、とてもすてきなアートだった
雀には申し訳無いが留守をしている間に失礼を承知で覗かせて頂いた。30pの円形に厚さは10pの、この上で寝たらさぞかし快適な睡眠を約束してくれそうな見事なまでに実に立派なベットいや巣であった。しかしこのペンションのベランダの先に置いた鉢によくも巣作りの場を選んだと思うと不思議である。ある人は出入りする穴が彼らに取って外敵から子供を守る意味で丁度良い大きさで、つまり直径29oがベストであると論じているが、しかし私の友人の郵便受けに作っているのを見た事がありありその説にはあり、その説には?が付く。ちなみに私の鉢の穴は29oであったが。ひょっとして鳥という動物は我々凡人以上に頭が良くて、緻密で、状況判断の的確さを持って行動をしていると思われることを多く目撃する。巣作りに気付いてから2日後、今度は餌と思われる虫をくわえて飛んで戻ってくる事が多くなり、どうやら卵を産んで温めている夫婦のどちらかへ餌を運んでいる様子である。そうなるとこちらも鉢の中の様子が気になって仕方なくなってくるものである。覗き見根性が押えられなくなってきた。残念、紙面無くなり次回へ。(ペンション月下草舎)

入笠山山頂ぐるり1周パノラマ景色 2009年2月15日(日)

こぶちさわポレポレクラブでスノーシューを取り入れるようになって早9年。毎年今回はどのコースにしようと悩むのですが、今回は入笠山山頂を目指そうと思います。登山口まではいつもの湿原歩き。そして登山口から山頂までは30分から40分の登りです。いつものコース・大沢山に比べると、ちょっと登り斜面が急ですが、ポレポレと歩けば、皆さんで山頂を踏むことが出来るでしょう。山頂からの眺めは、ぐるり一周パノラマの景色です。雄大な景色を堪能してください。さてさて登った御褒美はそれだけではありません。雪がたっぷりで登山道がよく踏み固められていれば、そこはまさにボブスレーコースのようで、下りは尻滑りを楽しめます。童心に返った皆さんの歓声があがることでしょう。
是非ご参加下さい。

歩こう私は元気! 寺田康浩・京子 様

11月9日は、待ちに待った皆さんとの再会です。この日は小淵沢のペンションオーナー方が主催するウォーキングの日です。今回は富士見高原の先の少しのぼった創造の森がコースです。この日は曇り空で風もある少し寒い日でもありました。時折り、雲が割れて陽がさしてきます。その木漏れ日で暖をとりながらのスタートでした。それでも山の中腹からは雄大な南アルプスが横たわっています。余りにも大きいので180度以上首をぐるりと回さないと全てを見ることができません。特筆の景色は八ヶ岳の麓です。一望の原野で赤に黄色に常緑が混ざってその美しさに溜息が出たものです。ウォーカー達はしばし佇んで幸せを分かち合いました。進行する右側には白樺が林立し山道は厚い落ち葉でふかふかとつづいて柔らかな感じが伝わってきます。
しかし、この後毎回感じる楽しい時間が私には待っています。ウォーキングが終わり再開を約束しながら別れる一瞬です。初恋と卒業がない交ぜになった様な妙な気分にさせられる時です。ウォーキングが終わったのにいつまでもグズグズと別れがたい・・・、この雰囲気とても好きです。こんな気持ち、誰か共有してくれませんか?皆さんありがとう、お世話になりました。次回もお願いします。

とっておきの話第4回 ペンション風路

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押しかけ公演で、お〜いそがし
賑やかなことが大好きな私。年末年始は大忙しです。特に小淵沢ペンション振興会の忘年会は私の大活躍(?)の場です。振興会の通信『風のたより』の編集委員を引っ張り込んで余興芸を披露しています。出し物はここ数年「マツケンサンバ」です。3年前この曲が流行ったとき、そのキンキラの衣装とカツラをインターネットで購入しました。「えーッ! 自分だけでやってよ」という声を無視して仲間に「腰元ダンサーズ」役を割り当て、皆を従えて踊りまくってきました。
この曲は音楽に合わせてポンポンを振って体を動かしていればいいので、初めての人でも楽しめます。ペンションでもお客様のリクエストがあれば(無くても?)、時々「公演」をしていました。夕食が終わる頃、ダイニングの隣の部屋(楽屋!)で着替え、待機します。相棒がCDをスイッチオン! 「ジャーァン!」大きなメロディが響くと、ダイニングに飛び出します。お客様にもポンポンを渡し、音楽に合わせて振ってもらいます。最初は遠慮していた方も終わると「なかなか楽しかった♪」と言って下さることが多いです?? この出し物、ペンション振興会に留まらず、「八ヶ岳歩こう会」、地元の子供たちのお楽しみ会など様々なイベントで披露してきました。4年目ともなると「またそれ? 違うものないの?」というブーイングも聞こえてきますが、それをモノともせず座を賑やかし続けています。

七賢蔵開き

期日:2009年2月14日(土)〜22日(日)
利き酒料:500円(0土産付き)
酒造見学や新酒の試飲・甘酒サービス等、楽しい催しがいっぱいです!
山梨名醸  0551-35-2236 ホームページ

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