No.49 2009年 秋号 2009.10.05発行

イワシ雲の下、実りの収穫祭

八ヶ岳農業実践大学校
小淵沢から原村に向かう道を通称・鉢巻道路と呼んでいます。紅葉の時期が素晴らしい道路で、9月も半ばには木々に絡まる蔦やツタウルシが真っ赤になり、桜の葉が色づき、アオハダの実が赤く実り秋のはじまりです。途中楓が燃えたように真っ赤になるスポットも何カ所かあり、やがてカラマツが黄葉して果てしなく黄金色に輝く季節が訪れます。そんな道を小淵沢から辿ること30分の所に「八ヶ岳中央農業実践大学校」があります。全国から入学した学生さんが、新しい時代の農業者や、農村の指導者になろうと広大な畑や牧場で学んでいます。そこで生産された新鮮な野菜や酪農品は直売場で買うことが出来、ペンションのお客様もお土産にと、季節ごと立ち寄ることも多いのです。そして実りの秋です。「第10回 八ヶ岳まるごと収穫祭」が10月24日(土)、25日(日)の2日間で行われます。今回のテーマは、「みのり」「匠」「知恵」の秋 だそうです。当日はジャンボかぼちゃコンテスト、巣箱作り・建設重機の試乗などの体験、アルプホルン演奏など各種アトラクション、フリーマーケットなどの他、とん汁やポップコーンの無料配布などが行なわれます。直売所の前に広がる広ーい、広ーい牧草地。ここに見事に大きな、勿論人の手では運べない大きさのハロウィンカボチャがいくつも鎮座します。牧草地の緑に橙色のカボチャが良く映えます。その向こうは秋色になったカラマツ林と八ヶ岳です。主峰の赤岳も凛々しく聳え、初雪が早ければ雪化粧しているかも知れません。収穫祭の時に限らず、本当に素晴らしい八ヶ岳の景色の広がるこの牧草地は季節ごと一押しの場所です。直売所でお手頃な大きさのハロウィンカボチャと食用カボチャを買って、お家で ジャック・オ・ランターンを作って見ましょう。そして10月31日にはその中に蝋燭を灯し、ご家族でカボチャのスープをいただいてはいかがですか。ハロウィンカボチャは柔らかく、思い通りに彫ることができてジャック・オ・ランターン作りは意外に楽しいですよ。近くには八ヶ岳自然文化園があり、自然溢れる広大な敷地には、パターゴルフ、グラウンドゴルフ場、マレットゴルフ場、グレステンサマースキー場などのスポーツ施設があり用具はすべて借りることができます。また室内にはプラネタリウムなどがあり、ご家族で楽しめます。また、絵本作家さとうわきこさんが主宰する「小さな絵本美術館」はで、国内外問わず絵本原画や絵画、古い絵本などを展示し、ゆるりとした時を過ごすことが出来るスポットです。
 さー、八ヶ岳に抱かれて秋を満喫しましょう!
 
清泉寮 カンティフェア
牧草地が広大なピクニックフィールドに!毎年秋に清里の清泉寮で開催される「ポール・ラッシュ祭 八ヶ岳カンティフェア」を一言で表すとそんな感じです。毎年10月にキープ協会が開催する、年に一度の収穫に感謝するお祭りです。 広大な牧草地にはステージが設営され、敷地内には実に様々な沢山のお食事の出店やワークショップが所狭しと並びます。まずはグルッと会場を一回り。あまりにお店が多すぎて買う物にも迷ってしまいます。出店の種類もそこら辺のお祭りとはちょっと趣きが違います。骨付きのスペアリブ、手作りソーセージ、目の前で焼いているバームクーヘン、甲州ワインビーフのBBQプレート、吉田のうどんにラーメン、手作りクッキー、そして豚の丸焼き等々・・・地元ならではの物も多く、見ているだけでも楽しくなってきます。一通り食べる物を買い漁ったら牧草地の空いている所に敷物を敷いてドッカと腰を下ろします。するとどこからともなく心地よいカントリー・ミュージックが。そう、ステージでバンドの生演奏が行われています。 そこで骨付きのスペアリブにかぶりつけばもう気分はアメリカの片田舎?秋の心地よい八ヶ岳からの風が牧草地をササ〜〜っと抜けていきます。草の匂いが鼻の奥を擽ります。 お腹も少し落ち着いた所でお次はワークショップ巡りへ。手作りの木工やカントリー家具、革製品、ドライフラワーなどなど、こちらもまた地元ならではの物が多く目立ち、お洒落で可愛らしい小物達に思わず目移りしてしまいます。お昼を過ぎた頃には敷物の上でお昼寝をしているお父さん達を多く見かけます。きっとあまりの気持ちよさにうとうととなってしまったのでしょう。想像するより高原の風は冷たいので風邪などひかれないようにご注意ください。会場脇の馬場ではポニーの草競馬に歓声があがり、ステージに目をやればコンサートが行われています。なんとも贅沢な一時を過ごせる、そんなお祭りだと思います。是非足をお運び下さい。
2009年の開催は10月17日(土)10月18日(日)です。
カンティフェア実行委員会
 0551(48)2169

紅葉に染まる増富ウォーク

いよいよ紅葉シーズン!
小淵沢周辺には紅葉スポットがたくさんありますが、今回は小淵沢から一時間ほどの増富温泉周辺をご紹介します。増富温泉は信玄の隠し湯のひとつと言われています。薬効が高く古くから湯治場として栄えたところです。昭和になってラジウムの含有量が非常に多いことが分かってラジウム温泉と呼ぶようになりました。源泉は冷たいと感じるくらいの温度ですが、熱い湯船もあるので、自分が気持ちが良いと感じられる温度のところに入ればいいそうです。
温泉も魅力ですが、この辺りは紅葉の素晴らしさでも有名です。
今回は初めて秋のポレポレウォークで歩いてみることにしました。その増富の湯を基点にして、本谷川沿いの遊歩道を渓谷の紅葉を見ながら歩く気持ちの良いコースです。ゆっくり歩いたあとは増富の湯でお昼をいただく予定です。地元の素材を使って地元の方たちが作る健康食、その名も「サプリ弁当」というのがあります。一度いただきましたが、彩りも良く素敵なお弁当でした。
ポレポレクラブ主催 紅葉の増富ウォーク
期日: 2009年11月8日(日)
参加費: 1,400円(サプリ弁当付)
ポレポレクラブのウォークイベントは事前に申し込みが必要です。
   お問い合わせ・お申し込みは小淵沢ペンション振興会会員へどうぞ

「いのちの作法」 沢内村を訪れて

風のたより春号で、記録映画「いのちの作法」自主上映の記事を書かせていただきました。おかげさまで7月5日の上映日は450人入るホールが昼・夜2回ともほぼ満席となる盛況!「一人で見る夢は夢でしかないが、一緒に見る夢は現実だ」というオノ・ヨーコさんのことば通りの展開に感動しました。
上映に向けて活動する日々の中で、沢内村の人々とその暮しに感銘を受け、機会があったら是非一度訪ねてみたいという思いが募りました。9月に宮城県まで行く予定があったので、「そうだ!岩手県・西和賀町まで行ってみよう」と思い立ちました。
北上駅から北上線に乗ります。緑の中を走る2両編成の北上線は「岩手の小海線」という感じ。駅舎に温泉がある「ほっとゆだ駅」からタクシーで「ワークステーション湯田・沢内」へ行きました。館内にいた坂巻さんが温かく迎えてくださいました。「あー気持ちがいいッ」と思わず叫んでしまいたくなるような景色が広がっています。目の前には水田、その奥に広がる森と山。テラスでコーヒーをご馳走になりながらお話を伺いました。しばらくして「輝け『いのち』ネットワーク」代表の高橋さんの車で特別養護老人ホーム・光寿苑へ。気さくな職員の方が館内を案内してくださいました。翌日はケアホーム「湯川ハウス」へ。ちょうどハウス在住の方々がワークステーションにマイクロバスで出勤するところで、映画で見覚えのある方に、思わず挨拶してしまいました。その後ハウスのスタッフ深沢さんとお茶を飲みながらしばし歓談。とても居心地がよく、くつろいでしまいました。
この旅行でお会いした方たちはみなさん親切で、映画を見て感じた温かさはこの地域に日常的に存在しているものなんだ、と実感しました。
ぜひもう一度、仲間と訪ねてみたい! そう感じました。

とっておきの話 第7回 ゲストイン シェムニ

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乗馬と薫製に夢中
八ヶ岳南麓の爽やかな町小淵沢に住んでいる私にとっては生活そのもの全てが"とっておき"なわけですが、そんな中でもちょっとばかり夢中になっている事を2つほど紹介したいと思います。 まず一つはアクティブに乗馬。その乗馬をペンションの仲間達と始めたのが約2年半前。当初はただ乗っているだけで気持ち良く楽しかった乗馬。最近では馬をどう思うように動かすか?というのがもっぱらの課題となっています。一生懸命合図を送ってもなかなか思うように動いてくれません。上手な人たちのあの"人馬一体感"を見ているとますます闘志が湧いてきて、いつか必ず自分も!と思うわけです。時が経てば経つほどに楽しくなってくる乗馬、これからもず〜〜っと続けていきたいと思っています。
そしてもう一つの"とっておき"それは燻製です。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、燻製の製作工程というのは実に手間や時間がかかり、そしてとっても地味な作業です。そんな燻製に夢中になっている理由、それは一言で言うと"ディープな世界だから"。素材、塩漬け、気温、乾燥具合などなど少しでも変わると出来上がりが違います。そして追求するほどにまた次の要求が出てくる・・。そんな終わりの見えない深い世界の虜になっているわけです。最近ではお泊りのお客様に、簡単燻製体験も行っています。皆様も是非"ディープな世界"へお越し下さい。

碧い空

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6月半ばに33年+αのサラリーマン生活に終止符をうち、ここ小淵沢の生活も4ケ月目です。6、7月ペンション開設準備、8月お客様数2組程度の営業開始、そして今月(9月)から本格営業開始。色々経験できる夏の繁忙期はチャンスとのアドバイスどおりお客様との実体験の中で、B&B碧い空のセールスポイントや仕事の進め方がわかりはじめてきています。振興会および関係各位今後ともよろしくお願い致します。

イベント情報

月下草舎ライヴ〔ホームページ
情報10月25日(日)14時バロックコンサート「デユオ・リュタン」朝倉未来良(フラウト・トラヴェルソ)木村夫美(チェンバロ)2000円。
11月8日(日)「大石学ピアノトリオ」。19時 米木康志(ベース)セシル・モンロー(ドラムス)4000円
12月5日(土)「三上クニWe Three Trio」公開録音ライヴ。19時 池田聡(ベース)伊藤宏樹(ドラムス)3500円

恒例、ゆきえさんの朗読を秋のひと時、楽しみましょう♪
10月24日(土)19時30分
宮沢賢治朗読会 P・たん歩歩
10月25日(日)10時30分
大人のための絵本の会 P・風路〔ホームページ〕  料金・各回1500円

編集後記

今年の秋の紅葉はどうか。前半の長雨で良くないのではと云う人あり。九月に入って朝晩の冷え込みがきびしかった分、いいのでは、と言う人あり。例年、いち早くはじまる紅葉は山桜の葉、稲刈り前の稲穂も綺麗。小淵沢の町、あちらこちらといい色に染まりはじめています。それと同時に食欲の秋で一番体重が増える悩ましい季節です。(り)

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