No.48 2009年 夏号 2009.6.20発行

風になって 爽快!!八ヶ岳高原サイクリング

八ヶ岳の麓でサイクリング、いかにも気持ち良さそう〜♪
この季節、高原や山々のキラキラと輝く緑を目にしていると時々そんな気持ちになります。そんな折にグッド・タイミング!小淵沢に事務所をおく「Naka Outdoors」(なかのそと遊び)で高原サイクリングのツアーを行っていることを耳にしました。マウンテンバイクを含めて道具は全てレンタル出来るとの事。もう興味は津々、気分は上々。これは早速体験してみるしかないですよね。
とはいってもこの私、体重は学生の頃と比べて+20キロ、自転車というものにもかれこれ15年ほど跨がってもおりません。はたして大丈夫だろうか・・・ そんな不安もよぎる中、参加希望者はペンション振興会の仲間4名。年齢も性別も体型もそれぞれの凸凹カルテット。さてどんなサイクリングツアーになるのでしょうか。
このツアー、参加者の年齢や体力などを考えてそれぞれに合ったコースを設定して下さいます。今回は殆どが下りの初心者コースと聞いてちょっと安心。でも坂を下れば上るのでは?心配ご無用。今回のツアーは集合場所から車でスタート地点まで行き、ゴールはまた集合場所というもの。ですから殆どが下りのコースなんていう事も可能なんです。
さてここからが本題。今回通ったコースに沿って説明をしていきたいと思います。
集合場所は大泉町のとある駐車場。そこへ5台の自転車を積んだ中川さんの車が登場。そのままその車に乗り込んで東沢大橋の駐車場へ。自転車の準備はお任せして、我々は用意していただいたヘルメット、グローブを装着。簡単にマウンテンバイクについてのレクチャーを受けいよいよスタートです。
高原の清々しい景色の中へ自転車に乗って滑り込んで行きます。風を切って進みます。まだスタートしたばかりだというのに、この気持ち良さはいったい・・・。
清泉寮の付近の未舗装路や牧草地の辺りを駆けていきます。牧草の香りが鼻を擽ります。そしてその風と一体になるような感覚。たまりません。途中のお店でソフトクリームを食べて一休み。少し体を動かしているせいか、いつもよりも美味しい。その後も牧場で産まれたばかりの仔牛に出会ったり、自転車を停めて滝までの遊歩道を歩いて滝の傍でお茶を戴いて一休みしたりと飽きる事がありません。そして極めつけはやっと自転車1台が通れる位の落葉松林の中の道。まるで獣道です。途中倒木などもあって、そこは自転車を担いで通ります。それがまたアウトドア気分を引き立てます。木々の間を自転車で下っていると、風を感じるというよりは、林の中を通り抜けていく風になった気分。そんな初めての感覚に感動してゴール地点へ。たかが自転車と侮る無かれ。このガイド付きの高原サイクリングだからこそ出来る貴重な体験でした。
皆様もこの夏、高原の風になってみませんか。
「Naka Outodoors」(中の外あそび)
090(2771)8753少人数対象で、希望に沿ったコースを案内してくれます。

八ヶ岳薬用植物園とオオムラサキセンター

山梨県の8割が森林で占められて、その中で北杜市の豊かな自然に囲まれた環境は日本有数の景観を有しています。となにかのガイドブックに書いてありましたが、そうなるとその自然を楽しまなければ「もったいない」ですね。「八ヶ岳薬用植物園」ここは隠れ家的な庭園で、山の幸展示館から見る甲斐駒ケ岳はじめ南アルプスの山々は絵画をみるよう素晴らしい風景を演出しています。絵を描く御客様を時々案内いたしますと、とても喜ばれます。葉のさきに鈴のような種をつけている巨大な鈴かけの樹があり、いつ行っても人はいなくとても静かで、ここだけの話、穴場です。「オオムラサキセンター」改めて訪問して意外と大きい公園で自然の地形をいかした散歩コースは快適。かわいい吊り橋を渡ると水車小屋在ることも新たに発見。暖かい季節になれば自然の中での昆虫類、鳥たちを発見し、とくにオオムラサキが華麗に舞う姿に出会えばあなたは今日1日幸せになれます。昔は、穴山から日野春周辺はいろいろな蝶類が飛び交い蝶コレクターの間では有名な場所であったらしいですが夜の蝶は見つからなかったそうです。ウオーキング・ファンにとっては「オオムラサキ自然観察歩道」遊歩百選認定コースがあります。

復活!!八ヶ岳ジャズ・フェスティバルin小淵沢

ホームページ
「この夏、八ヶ岳にジャズ・フェステイヴァルが帰ってきます」。小淵沢町で行われていた夏の風物詩、13年ぶりに復活!甲府の老舗ライヴ・ハウス「アローン」による、この不景気の中での素晴らしい英断に拍手。出演者は新宿ジャズ・コンテストの第1回優勝者向井滋春クインテット、スイング・ジャーナル誌テナーサックス部門トップ人気を維持している川嶋哲郎グループ、バークレー音楽院を卒業後甲府を中心に活躍している若手天才ピアニスト古屋淳グループも参加。今年の小淵沢の夏は暑く燃えそう。
会場アルソア野外劇場。日時8月2日(日)、開場12:00、問合せ055(232)2332(アローン企画) 

縄文の息吹を今に伝える古代ハス

古代蓮ときいてどんな花を想像するでしょう? ずい分前に「大賀博士が2千年前の種から花を咲かせた」というニュースを読んだことを覚えていますが実物を見たことはありませんでした。小淵沢の隣、長野県富士見町にある井戸尻遺跡公園にはその古代蓮の咲く池があるのは知っていました。でもこの古代蓮が咲くのは7月中旬から8月。ペンションの一番忙しい時期と重なるのです。そのためやっと古代蓮を見ることができたのはなんと小淵沢に来て10年以上たった一昨年の夏でした。あまりの見事さに息をのみました。自然のものとは思えないくらいに大きくて色鮮やか! その中に親指姫がいたとしても不思議ではないような・・・。その華やかな濃いピンクの花がいくつも咲き競う彼方には南アルプスの峰々が夏雲の下にうっすらと霞んでいます。遠い昔から聳えていたであろう山々を背景に2千年前の種から咲いた華麗な花を見ているとなんだか時の流れの不思議さを感じます。古代蓮には大賀蓮の他に埼玉(さきたま)蓮もあり、少し開花時期がずれるので長く楽しめます。ともかくこの見事な花々をぜひ一度見にいらしてください。
初夏のポレポレウォーク「花と縄文巡り」6月28日(日)参加費1200円(お弁当・保険料込み)。 井戸尻遺跡公園から出発します。詳しくは各ペンションへ。

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気楽で小粋なお店紹介

キャビン
CABINは三分一湧水から1.2キロ下にある、zaka&cafeのお店です。「山で素敵に暮らす」をテーマに集められた雑貨、ウェア、ファブリック等にはオーナのセンスの良さが溢れ、シンプルで飽きのこないものが多く、山暮らしを楽しむ人や八ヶ岳を頻繁に訪れる人々に人気のお店です。お買い物の後は窓辺でcake&cafe?
TEL・FAX : 0551-32-6901
営業時間:10:30〜18:00 定休日:火曜日
KAYA
八ヶ岳南麓を東西に貫くレインボーラインの小淵沢から長坂へ入った辺りの道路沿いに「KAYA」の看板があります。石段を登ると雰囲気のある小さなドア、店内には洗いざらしのコットンの紺や生成の服が並べられています。その脇にはお洒落なアクセサリー・スカーフ・天然素材のバック等。「風のように空気のように着たい」お店のカードの言葉通りの品々。(水休)0551(32)2320

四十雀子育て奮闘記(最終回)

四十雀連載は今回で終りです。昨年の6月末頃に巣だった子供達はどこへ行ってしまったのか。今年もまた5月初旬から巣づくりが始まり、現在は卵を抱え産まれ来るわが子供達の顔を見るまで献身的に餌を運んでいます。昨年ここで産まれ育った四十雀の郷帰りだったらどんなに楽しい事か。毎年繰り返される命の連係には、図りしれない不思議さ、生命力を感じさせます。おそらくレオナルド・ダ・ビンチがデッサンの中に鳥の羽根の骨を描いた背景には、大空を自由に飛びまわる鳥を見て、その不思議さに魅せられ、そしてダ・ビンチ自身、鳥になりたかったと想像できます。私自身、四十雀の出合いが、鳥という生き物への関心が生まれ、感銘、不可思議、そして愛らしい姿に魅入られ、また巣立った9羽の行く末がいまだ気になっているのである。そして、言葉が解ればいつもどこで遊んでいるのかい、私も仲間に入れて、と聞きたくなります。唐突ですが、ジャズの天才サックス奏者、チャーリー・パーカーの愛称は「バード」と。四十雀に似たイラストが描かれた彼のレコードが有ります。彼はすごい演奏を残して早々と天空の彼方に飛んでいてしまった。また、「鳥の歌」というパブロ・カザルスの素晴らしい名曲演奏を聴いたことがあります。ちょっと脱線してしまいましたが、ついでに今日の朝日新聞の天声人語に雀が少なくなり、「ありふれて在る尊さを」というメッセージを載せています。雀が絶滅危惧種になってしまう事が現実味を帯びてくるのを想像できますか。見事に決めているネクタイ姿の四十雀の有史以前から受けついた命の営みを人間が途絶えさせてはならないと思います。

初夏のポレポレウォーク

期日:2009年6月28日(日)
集合:井戸尻遺跡公園スタート
解散:井戸尻遺跡公園ゴール
参加費:1,200円(お弁当・保険代込)
お問い合わせ・お申込みは、各ペンションへ

★馬と花火の祭典★ 第31回ホースショーINこぶちさわ

2009年7月25日(土) 19;30〜
場所:県営馬術競技場
午後2時からいろいろなイベントが行われます。
18:50からはホースショー。最後は高原の夜を彩る花火大会です。
詳細は各ペンションへ

編集後記

毎年この季節は忙しい。と言ってもペンションの仕事ではなく日々の暮らしがである。
花が綺麗だと耳にすれば見に行き、面白い事があると聞けば取材に行き、なにせ出かけている事が多いのだ。不況なんか関係ない。自分が楽しむ事こそがお客様を楽しませる事につながるのだと信じるように自分に言い聞かせているこの頃です。(菊)

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