No.69 2014年 秋号

旧甲州街道でタイムスリップ

このところ人気急上昇の白州地域。台が原宿は甲州街道の面影を色濃く残し、歴史好きには垂涎の場所。美味しいお酒もいろいろ。その他、水・地元の野菜・甘い物など、おススメがいっぱいです! 

クラフト市
台が原とは、甲州街道の宿場町として栄えたところで、この台が原の街道を丸々使って開かれる市です。今年は10月17日(金)〜19日(日)の3日間です。 年々賑やかに、大規模になり、約200店舗以上の手作りのクラフトや骨董品・農産物を売るお店がところ狭しと並びます。今や全国から新しいモノと古いモノが集結するイベントです。



この台が原は400年が経った今でも、昔の甲州街道の趣を残しており、造り酒屋「七賢」や和菓子の「金精軒」などの老舗が更にその雰囲気を添えて「日本の街道百選」にも選ばれた道です。
また、ここはお茶壺道中が通った道でもあり、毎年4月に江戸を出発して宇治にお茶を取りに行き、帰路は奈良井宿と下諏訪に逗留し、台が原・田中神社の拝殿に1泊して谷村勝山城で夏の暑さを避けて収蔵し、秋に江戸城に搬入したそうです。その田中神社ではお茶会が開かれます。
七賢や金精軒は勿論このイベントための食べ物やお菓子を用意したりしますし、あちらこちらから良い匂いを立てる屋台もいっぱいでます。
小さなコンサートが開かれたり、台ヶ原の伝統芸能「虎頭の舞」も披露されることでしょう。


さー、今年は古い町並みを着物で歩いて見るのも良いものではないでしょうか。
当日は小淵沢駅からシャトルバスも出ます。片道200円です。お車を置いて行けば、屋台でビールも、七賢で試飲も出来ますね。
秋の一日をゆっくりお楽しみください。 
【豆知識】ずいずいずっころばしという童謡はお茶壺道中を歌ったもの。この行列に出会えば、どこの大名でも道を譲らなければならない程の権威が与えられていて「茶壺に追われてとっぴんしゃん」とは子供が粗相でもしないよう「戸をぴしゃんと閉めて決して出てこないように」と言う意味とのこと。
白州 水・酒・スイーツ
小淵沢の隣、白州エリアは豊かな自然に囲まれ、日本の名水百選にも選ばれた尾白川の清流や甲斐駒ヶ岳の雪解け水など美味しい名水の産地でもあります。そこで美味しいお水に関係したお奨めスポットをいくつかご紹介します。

サントリー白州蒸留所・天然水白州工場
世界でも稀な森の中に佇むウイスキー蒸留所です。南アルプスの山々に磨かれた水をマザーウォーターにモルトウィスキーを育てています。 敷地内にはレストランやファクトリーショップ・ウイスキー博物館も併設されています。
試飲が出来る無料ウイスキー蒸留所ガイドツアーは必見!

シャルマンワイン ワイナリー&ショップ
甲斐駒ヶ岳山麓に広がる砂室土壌は水はけが良くワイン用ブドウの適地です。ワイナリーは自由見学となっており併設のショップでは熟成されたカベルネフラン・シャルドネなど10種類のワインが無料で試飲できます。他にもチーズ・ワインカステラなども販売しております。

シャトレーゼアイス工場
南アルプスの大自然に囲まれた名水の森にある白州工場
では素材にこだわった安心・安全な美味しいアイスを作っています。工場は自由見学なのでマイペースで進むことができます。最後には何種類ものアイスが食べ放題! 

道の駅はくしゅう
甲州街道沿いのお店では四季折々の地産野菜や美味しい郷土料理を販売しています。入口には名水が常時流れ出ているので水筒・ペットボトルをお忘れなく!
 
蕎麦処くぼ田
旧甲州街道台ヶ原の七賢の並びに一年前オープン。蕎麦通を称するうるさ方の舌を満足させる味であります。この時期は新蕎麦が出始めます。まずは日本酒と蕎麦味噌の乗った揚げナスで胃の中に刺激を与え、香りたっぷりの蕎麦を味わう至福の時間を与える蕎麦処です。

紅葉ウォーク2題

秋は八ヶ岳南麓が一番華やかに彩られる季節!サクラやドウダン、カエデなどの赤とともにカラマツの黄葉も見事です。そんな色づいた里の道を歩くお薦めのイベントを二つご紹介します。
信濃路から甲斐路ウォーク 10月26日
秋のポレポレウォークは富士見高原からスタート。標高1420mの創造の森・彫刻公園へはゆっくり登って30分ほどで到着。「天空の遊覧カート」を利用することもできます。これは歩くのと変わらない位のスピードで、まわりの景色を楽しみながら登れると大好評の乗物(有料です)。頂上で彫刻作品や南アルプスの眺望、カラマツの黄葉等を楽しみましょう。その後、少し急な坂を慎重に下れば、あとはゆるやかなススキの中の道。モミジも赤く染まっていることと思います。八ヶ岳が望める池のほとりでお弁当を広げましょう。午後は信玄棒道を辿ります。甲六川で信濃の国から甲斐の国に入り、カラマツの黄葉の林を落ち葉を踏みしめながら火のみ櫓跡まで。20分ほど下ればゴールはすぐそこです。秋の一日ゆっくりと黄・紅葉を楽しみませんか? 参加費1200円。
カートに乗る場合1台2100円(4人乗り)
詳しくは各ペンションへ。
 
八ヶ岳棒道ウォーク
第4回秋の棒道ウォーク大会が、11月8日(土)・9日(日)の2日間に渡って行われます。毎回延べ500名を超える賑やかな大会です。出発の時には太鼓が鳴り響き、地元の馬が先導してくれます。
本番の9日は6キロ・12キロ・23キロの3コース。どのコースもカラマツの黄葉が素晴らしい信玄棒道を通ります。前日の8日(土)は午後から10キロコース。どちらか1日だけの参加ももちろんOK!両日とも、ウォーキング講座があります。(参加自由)
参加費は8日は500円、9日は1000円(事前申し込み800円)
詳しくは八ヶ岳歩こう会のホームページ、または風路まで。

収穫祭&カンティフェア

毎年10月に清里の清泉寮でキープ協会が開催している年に一度の収穫祭です。
広大な牧草地にステージが設営され、耳に心地良いカントリー・ミュージックの生演奏等が行われます。また敷地内には沢山のお食事の出店やワークショップが所狭しと並んでいて、見ているだけでも楽しくなってしまいます。地元ならではの物の出店も多く、ついついあれやこれやと手を出してしまいます。秋の高原の心地良い風を感じながらちょっと贅沢なピクニック気分を味わってみませんか。

オーナーの☆☆☆(三つ星)話

 発酵させた創作料理をめしあがれ! あるびおんホームページ
あるびおんに、ミッシェランの三つ星をいただくお話はありませんが、美味しいお話
はあります。 ここ数年、私が凝っているのは発酵食品。塩麹がきっかけとなって、醤油麹、味噌麹だれ、甘麹、塩ヨーグルト、梅味噌、梅醤油、そして今凝っているのが『三升漬け』。これは、旅で知った東北の調味料で、三升という名の通り、麹一升・醤油一升・みじん切り青唐辛子一升 を混ぜて発酵させたピリ辛のタレです。隠し味に使ったり、お料理に添えて、アクセントにお好みで付けていただいたりします。こんな調味料を並べると、あるびおんって和食がでるの?と思われるかも知れませんが、和風テイストもある洋食のコース料理です。これらの味を表に出さずに、旨みや腸の働きに少しでも良いように使うのが私の発酵料理です。麹や乳酸菌を育てるのも可愛く、それらを使ったときのマジックも 楽しく、果てしなく使い道が広がります。昆布もこれらの調味料にも西洋料理にも多用しますが、化学調味料や動物質のブイヨンを使わなくても美味しい料理が出来ますよ。今、お客様を驚かせているのが、デミグラソースを使わない、八丁味噌とトマトソースで作るビーフシチューです。私が説明にでるまで、どなたも気づきません。八丁味噌が良い仕事をしてくれるのです。備えあれば憂い無しと言いますが、良い調味料と良い出汁を常に用意しておけば、憂い無しです。

キャンドルナイト 12月21日(日)

小淵沢ペンション振興会主催のキャンドルナイト、今年も冬至の時期に行います。お客様や地元の方と一緒に歌や演奏を楽しみましょう。休憩時間は各ペンション自慢のケーキが並びます♪ 外は寒くても会場の中は熱い!

月下草舎ライブ及びCD情報

●バロック・コンサート「デュオ・リュタン」
朝倉未来良(フラウトトラヴェルソ)木村夫美(チェンバロ)今回で19回目。今回はフランス・バロックを演奏します。古楽器の音色と魅力を。
10月19日(日曜日)午後2時開演。料金2500円。
●大石学DUO米木康志CD発売中。2500円(税込)
大石 学(ピアノ)米木康志(ベース)、による月下草舎ライヴ録音(2013年11月)。Gekkaレーベル三枚目となるCDのデザインはペンション仲間がよく通うラーメン屋「パオパオ」のママさんデザイン!ジャズのCDデザインは初めての挑戦!素晴らしくジャズ感覚溢れ、グルーヴィーに仕上がっています。まさに「能ある鷹は爪を隠す」です。演奏内容は文句なしの五つ星。録音もライヴ感を捉えています。購入先・月下草舎[ホームページ

ゆきえさん朗読会

●10月19日(日)
・大人のための絵本の会 10時30分〜 P・風路[ホームページ
・宮沢賢治朗読会  14時〜 たんぽぽ
料金 各回1500円
●12月14日(日)・風路アニバーサリー朗読会

編集後記

6月1ヶ月間お休みを頂いてスペイン・サンティアゴ巡礼の道を歩いてきました。お客様と旅行の話をするのも楽しいです。
でも帰ってくる所もいい所だな〜と思えるのが幸せ。 (風)

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