No.70 2014年 冬号

雪の八ヶ岳 南アルプス

 ポレポレスノーシュー
カラマツの黄金色の針のような葉が舞い散り、小淵沢もいよいよ冬へと季節が変わります。冬の大きな楽しみといえば、なんといっても素晴らしい山岳展望です。11月末に2日間雨が降りました。翌日は澄み渡る青空。そして山々には雪が降ったのでした。真っ白な山頂と空の青さの対比がとてもきれい。これからは毎日のようにこういう光景が見られると思うと、冬に向かうのもなんだかワクワクするようです。雪がうっすらと積もってベールをまとったような姿も素敵。早朝ピンク色に染まる富士山や甲斐駒、夕焼けに赤く染まる八ヶ岳も神々しいほど。
 小淵沢の周辺はどこでもこのような光景が見られるので、ぜひ暖かい服装で、散歩にでかけてみてはいかがでしょう?カメラをお持ちの方はぜひ素晴らしいショットを!寒がりの方は、建物の中から美しい山々が見られるところもたくさんあります。
 新年のご来光を近くでご覧になる場合は小淵沢のすぐ隣、長坂「三分一湧水」下の田園がおすすめ。ここは正面に富士山、その右に南アルプス、左は茅が岳で、その茅が岳のあたりから日が昇ります。多くの方がここで新年の初日が登るのを待ちかまえています。なんと今年は地元の方がコーヒーと甘酒を無料で振る舞ってくれました! 来年はどうかな?
小淵沢ペンション振興会では、この冬も素晴らしい山岳展望をスノーシューで楽しむイベントを開催します。富士見パノラマスキー場のゴンドラで一気に登り、あとは雪原をポレポレと歩きます。晴れていれば小淵沢からは見えない中央アルプスや北アルプス・乗鞍の峰々が迎えてくれると思います。歩くのが好きであれば初心者の方も全くOK!レンタルスノーシューもあります。
「入笠湿原&大沢山スノーシュー」 2月1日(日) 詳しくは各ペンションへ。

寒いほどお得フェア 今年もやります

八ヶ岳高原の冬のイベント、「寒いほどお得フェア」も今シーズンで14回目を迎え、参加店舗数も年々増えて八ヶ岳の寒い冬を熱く盛り上げています。飲食店やお土産屋さんではその日の朝の気温によって対象商品がとてもお得になります。
・5℃以下なら 10%OFF
・0℃以下なら 30%OFF
・マイナス5℃以下なら5 0%OFF
寒い冬でもお財布の中身はほっくほくという訳です。
昨シーズンからは宿泊施設向けの新しいルールも加わって、寒い冬に八ヶ岳南麓を訪れて下さるお客様がより一層ご利用しやすい形となりました。昨シーズンは大雪の影響もありとても大変でしたが、今冬もまた八ヶ岳南麓地域を熱く盛り上げてくれる事でしょう。

最新スキー情報

●富士見高原スキー場 【ホームページ
12月20日(土)オープン予定。1日中遊べるで〜っかいアニマル遊園地誕生!「アルパカ牧場」「スノーストライダー&パンダスキーエリア」が新登場。入場料1000円(3才未満、65才以上の付添者は無料)
●富士見パノラマスキー場 【ホームページ
*ゆきやま大冒険プログラム登場!雪原で雪遊びが思う存分楽しめるプログラムです。
*てぶらでらくらくスノーシュー体験!ライトな雪原コースと少し頑張って行く山頂コースがあります。
予約・お問い合わせは
GAO・080(9640)1811

キャンドルナイト 電気を消してスローな夜を

ペンション振興会主催のキャンドルナイト、今年は冬至の前日21日に行います。2011年の大震災と原発事故の後、エネルギーについていろいろ考えさせられました。今、日本の原発は一基も動いていないそうです。昨年の9月半ばから、なんともう1年以上!寒い冬も暑い夏もただの一基も動かさずに乗り切ってきたとのこと。御嶽山や阿蘇山の噴火を見ていると本当に日本は地震国なんだな〜と思います。なんとかこのまま原発を動かすことなく、この国を子供たちの世代に手渡して行きたいです。
当日は優しいキャンドルの灯りのもと、楽しい演奏や歌を楽しみましょう。各ペンション自慢のケーキも並びます。最後は恒例歌声喫茶♪場所は月下草舎。参加費は1000円(ケーキ付)お問い合わせは各ペンションへ!

七賢蔵開き 来年(2015年)は3月

毎年楽しみな山梨銘醸の酒蔵解放。「七賢蔵開き」として大勢のファンが待っているイベントです。この冬も3月14日〜22日までの9日間行われます。まずは700円でお猪口を買って試飲会場へ。たくさんのお酒が並んでいて日本酒党にはたまりません!大人気の「大中屋」の前はいつも人だかり。でもその他にもイケルお酒がたくさん。蔵の中では恒例地元のクラフト作家さんたちの作品の展示販売も行われています。
テント会場ではおでんや甘酒などもあってゆっくりと休むことができます。この期間ここでしか買えない「蔵出し」というお酒の購入も毎年恒例の欠かせない行事です。例年2月でしたが、2014年の大雪で15年は一ケ月遅くしたそうです。
電話番号:0551-65-3955  【ホームページ

喜蕎八(ききょうや)

八ヶ岳リゾートアウトレットと道路を挟んで向かいに新しいお蕎麦屋さんが開店しました。[喜蕎八]さんです。八ヶ岳南麓、西麓の地元産そば粉を使った十割そばや二八そば、サイドメニューも豊富。店内からの南アルプスの景色も素晴らしい。そば打ち体験教室もあります。
電話:0266(65)3955

健さんの優しさにふれたひとときが・・・ あるびおんホームページ
人生には思いがけない一期一会があるものです。その大切な一つが、平成7年1月31日、高倉健さんが、プライベートであるびおんに一泊され、出会えた事です。本当にいらっしゃるかも半信半疑でしたが、迎えた私の前に立ち「高倉健と申します。よろしくお願いします。」と一礼され、名刺を差し出された方は正しくご本人でした。
4名様だけの貸しきり状態だったため、とてもくつろがれ、翌日は、お昼まで健さんの方から、今までの数々の過酷なロケの思い出話をして下さいました。こんなに饒舌で、気さくな方とは意外でした。
これを機に、余り関心のなかった健さんの任侠映画も観てみようと『冬の華』を観ました。自分が殺さねばならなかった人の娘さんを、足長おじさんとして影から見守るというストーリーです。その舞台は、私が生まれ育ち、日々のホームグランドだった山手や元町や新山下町ではありませんか。バックに流れるクロード・チアリのギターや、チャイコフスキーのピアノコンチェルトも素敵で、横浜を離れて観るこの映画は何とも切なくて、胸が熱くなりました。もし、この映画を先に見ていたなら、ただ聞くだけでなく、健さんともっと心通わせたお話しがはずんだのではと・・・今も心残りです。 合掌

フォーエバー健さん 月下草舎 【ホームページ
「あんさんには、何も恨みもござんせんが、渡世の義理で勝負しておくんなさい。勝負はこの場限り、勝っても恨みっこなしで、死んでもらいます」。花田秀次郎がぎりぎり感情吐露するこの捨てセリフにどれだけ痺れ、酔って何度も映画館へ足を運んだか。昭和残侠客伝「唐獅子牡丹」名作であります。池袋に今も存在している文芸坐(現在は新文芸坐)。四七年前の事で当時は三本立て、二本立てで上演され、一日中、健さんと付き合っているわけで有ります。そして観客全員、左肩を風を切る様に少し下げ、顔を少し右に傾け、いっぱしの渡世人に成りきって帰るのであった。私もその中にいた一人であった。当時、学園紛争の最中、東大駒場祭の健さんのイラストポスターに「とめてくれるなおっかさん、背中のいちょうが泣いている、男東大どこへ行く」。そんな時代でした。

自主映画の真実の声を聞く 風路 【ホームページ】 
私たちの趣味のひとつが映画。一本だけ選ぶのは難しい。強いてあげるとすれば周平は「サウンドオブミュージック」だそう。
私(和子)はやっぱり「いのちの作法」。初めて自主上映というものに取り組んだ映画です。何もわからないまま「『夢』なんです」と言い続けて実現。笠松さん(この人にインタビュー参照)、振興会の仲間にも大いに助けて頂きました。映画の舞台となった沢内村のことはこの映画で初めて知りましたが、福祉や医療にかかわった人は誰でも知っているのだとか。「豪雪・貧困・多病多死」という三重苦の村を「いのちに格差があってはならない」と言って、立ち上がった当時の村長・故深沢晟雄さんのことばは今の社会にもそのまま当てはまるようです。
この映画を生み出した若い双子のプロデューサー都鳥兄弟、監督の小池征人さん、心に沁みるウクレレ演奏をしてくださった森拓司さん等、たくさんの出会いもありました。その後「祝の島」「標的の村」等々、いくつもの上映にも関わらせて頂くきっかけともなり、人生が(少し?)変わったと言っても言い過ぎではないかもしれません。

この人にインタビュー 笠松みよこ

 自主上映をパワフルに良質な映画を送り届ける
日常から離れ、スクリーンの中にもう一つの人生を生きる、それが映画の魅力でしょうか。BDの美しい画面で家で映画鑑賞も気楽でいいけれど、「これは暗闇の中、大型スクリーンで観たいよね」という作品がありますね。
そんな映画を選んで年2回程度上映会をしているのが「シネ・やまなし」です。メンバーは皆映画が好きで「楽しく」をモットーに無理しない、それで30年続けて来られたのかナと思います。たいへんなチケット売りも「この映画を是非あなたに観てもらいたい」という信念で買って頂いています。「良かった」という一言が次につながります。
これ迄の上映で心に残っている作品は沢山ありますが、「ウルガ」「眠る男」「おばあちゃんの家」「プージェ」「千年刻みの日時計」等が思い浮かびます。どれも近代化で失ってしまった風景が詰まった映画だと思います。
「シネやまなし」第1回目の『八月の鯨』が昨年当時そのままにニュープリントになり、岩波ホールで45周年記念上映されました。今、人生の黄昏を迎えてもう一度観たい映画です。
次の上映作品は風路さん絶対オススメの『世界の果ての通学路』を予定しています。

人生を豊かにした思い出の映画特集

★碧い空 【ホームページ
『若大将シリーズ』です。
★泉園 【ホームページ
 アニメ世代とは思いませんが『風の谷のナウシカ』です。かれこれ10回以上は見ていますが、毎回新たな感動があり、飽きることがありません。
★月下草舎 【ホームページ
『望郷』ジュリアン・デユヴィヴィエ監督。カスバの女郎宿の女将役シャンソン歌手フレエルの昔を偲びレコードを聴き涙するシーンが忘れない。
★フィールド 【ホームページ
1995年ブラットピット主演『レジェンド・オブ・フォール』20世紀初頭のアメリカ西部が舞台。恋愛・親子愛・兄弟愛。感動の大作です。
★ボタンダウン 【ホームページ
藤沢周平原作の映画は、監督が違ってもどれも良いですね。
★わ!! 【ホームページ
 昔は歩いて行ける所に洋画の映画館がありましたので、よく行っていました。
 『ローマの休日』『ここより永遠に』などです。

来春北杜で上映!!

「トークバック」沈黙を破る女たち。坂上香監督作品のドキュメンタリー映画です。
舞台はサンフランシスコ。元受刑者とHIV/AIDS陽性者が自分達の人生を芝居にして、舞台で、日常でトークバック(声をあげ、呼応)。芝居を通して自分に向き合い、社会に挑戦する8人の女たちに光をあてた。
“人生は必ずやりなおせる!”

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