風のたよりタイトル
No.75 2016 春
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真田丸花紀行

桜と新府城址

今年のNHK大河ドラマは「真田丸」。第一回は新府城が落城するシーンでした。その新府城址こそ、私たち小淵沢ペンション振興会が毎年春のポレポレウォークで寄る場所です。そして、そこから八ヶ岳を眺めると下にはピンクに染まった桃畑が広がるのです。なんと、その場所がドラマでも登場。堺雅人さん扮する若き幸村が、そこから下を眺めているシーンがありました!このお城は幸村の父昌幸が築城したと言われ、土塁(土を盛った防御壁)や空堀、曲輪などの遺構が残っているとのこと、いつもはただ歩くだけでしたが、今年はじっくり見てみたいと思います。

龍岸寺

さて、ドラマでは栗原英雄さんが演じている、幸村の叔父信尹(のぶただ)と北杜市の縁について、最近知りました。小淵沢の隣の長坂町にある「龍岸寺」が信尹さんの菩提寺なのです。初めてこのお寺に行ったときに、六連銭(六文銭)がお寺の紋になっていて、真田家とゆかりがあるのかな?と気になっていました。信尹は徳川方に付き、徳川と真田の橋渡しをした、とも言われています。お寺の裏手には、信尹から三代のお墓もありました。
「花の寺」として知る人ぞ知る龍岸寺は、桜だけでなく花桃や椿やサクラソウ等、足元から見上げる高さまで様々な花が咲き、桜が終わったあともしばらく楽しめます。裏手にあるシラカシの木も見事。毎春一度は訪れたいところです。この時期に少し遠くからこのお寺を見ると、淡いピンクでふわっと包まれているようです。

新緑の信玄棒道

またこの第一回目では平岳大さんの武田勝頼が素晴らしかったという声が多かったそうです。確かに今までは父・信玄を越えられない息子といったイメージが勝っていたように思いますが、このドラマでは、品格を備えた心優しき武将という感じで、それ故に武田家の危機を乗り越えられなかったのかもしれないな、と感じました。昌幸から岩櫃城への誘いがありながら、岩殿城に向かう勝頼一行。その途中で裏切りを知る場面。そこはまさしく「信玄棒道」で撮影されたに違いありません! 勝頼の憂いに心を寄せつつも、「あっ、あのあたりかな?」と思ってしまう地元民の私たちでした。
撮影したのは昨年の秋とのことですが、棒道の春も素敵です。山野草もたくさん。春一番に咲くダンコウバイにクサボケ、スミレ、ズミや、ヤマザクラなどが目を楽しませてくれます。カラマツの新緑も素晴らしいです!

一緒にあるきましょうポレポレ桃の里ウォーク

今年も4月10日(日)に桃の里を歩きます。真田丸のロケ地、新府城址にも行く予定。途中、春の花々もたくさん迎えてくれると思います。もちろん、お花見弁当も用意します♪お問い合わせ・お申込みは各ペンションへどうぞ。
秋または冬のウォークは未定ですが、決まりましたらこの通信でお知らせします。ぜひ一緒に歩きましょう♪

ダッチオーブン料理おれんじきっちん

隠れ家的なレストランが泉ラインにオープン。売りはダッチオーブン料理です。食材の旨味を逃す事無く熱々の鉄鍋で凝縮された味に舌鼓。ハンバーグに鶏、魚、旬野菜。シャリアピンソース、サワークリームソース、岩塩を添えて。冬の冷えた身体も心も温める魔法のパワー料理を是非味わってほしいです。素材を生かした優しい味覚は女性にも人気出そうです。夜はお酒も充実しています。
水曜定休 0551(45)6754
ホームページ

イベント紹介

おつきゆきえさん 新緑の八ヶ岳で朗読を!

5月8日(日)料金 各回1500円
●大人のための絵本の会 10時30分 P・風路 【ホームページ
●宮沢賢治朗読会 14時 たんぽぽ

山寺でジャズ 武川のジャズ

YOKO&平成七福神&早稲田大学ニューオリンズ・ジャズクラブ。会場・高龍寺
入場料 2000円、5月29日(日)、開演13時30分。ホームページ

月下草舎LIVE
 【ホームページ
●井上新平(FLU)と仲間たち
4月23日(土)19時 入場料1000円
●デユオ・リュタン No22バロック・コンサート 5月22日(日)14時 入場料2500円
●中島明子ピアノ・トリオ 大泉町出身ジャズピアニスト 6月11日(土)19時 入場料3000円

御柱祭り

「諏訪っ子なら血が騒ぐ」と言われている7年に1度の御柱祭が今年4月・5月開催されます。上社・下社それぞれ山出し[木落とし]、里曳き[建御柱]が4月5月の3日間ずつ行われます。山梨から一歩長野側に入ると、そこはもう御柱一色!お祭り好きは諏訪にGO! ホームページはhttp://www.onbashira.jp/

オーナーの跳んでるおとぎ話

「遅い夏休み」

★フィールド 【ホームページ
職業がらトップシーズンの夏や連休は子供達を連れて海に行く事が出来ません。それでオフシーズンの冬に遅い夏休みを取っています。今までに行った場所はバリ・ケアンズ・サイパン・グアム・ハワイといったところ。そこで今回は私のお気に入りスポットをご紹介します。まずはバリで泊まるならスミニャックのヴィラスバリ。各組仕切られたプライベート空間で目の前には大きな専用プールまであります。食事・スパもグッドです。ケアンズでは世界遺産のグレートバリアリーフの海を満喫出来るポンツーン(浮桟橋)がお薦め。高速船で40分程。キュランダ鉄道や太古の姿を残した熱帯雨林の上を通るスカイレール、ネイチャーパークも外せません。グアム・サイパンと言えばどこの海に行っても綺麗ですが一押しはグ
アムのメイン通りから車で20分程、海中展望塔のある入江です。展望塔に続く橋の下は浅瀬になっていて歩いて行く事が出来ます。ソーセージやパンをちぎって投げ込むと体長50〜60pクラスの大きな魚が集まってきます。中々の迫力ですよ!最近一番のお気に入りはハワイ・オアフ島のコオリナビーチ。真っ白な砂浜に驚く程透き通った水、本当に最高のビーチです。なんとウミガメが泳いでいてびっくりしました。クジラウォッチングも感動物です。
 
「瀬戸内海芸術の旅」

★月下草舎 【ホームページ
「ベネッセアートサイト直島」ご存知でしょうか。瀬戸内海に点在する小さな島群で直島、豊島、犬島、小豆島に美術館、アート作品が展示されていて、島を巡りながら鑑賞出来る旅です。まず驚くのがヨーロッパからの旅行者が多く、拙い英語で聞くと有名なアート地区として知れ渡っているとの事でした。
宇野港から直島へ渡り、草間彌生の赤南瓜が出迎えてくれます。この島では安藤忠雄設計の地中美術館がハイライトでモネの絵が展示されています。あと、李禹煥その他有名アーテイスト作品が島中にあります。
お勧めは大竹伸朗の「I♥湯」銭湯です。一緒に入った背中に刺青を入れた若い漁民が作品の様に銭湯に溶け込んでいたのが印象的でした。次に船で15分程の豊島に上陸。西沢立衛+内藤礼の豊島美術館(絶対行くべし)他に横尾忠則館。そして私の大好きな作家のクリスチャン・ポルタンスキーの心臓音のアーカイブ館に私の心臓音を登録してきました。瀬戸内の旨い魚と極上の芸術作品で心豊かな旅と成りました。

「カナダ野鳥の旅」

★あるびおん 【ホームページ
二月の末から二週間、カナダを旅してきました。目的はカナダの野鳥に会いに行くこと、そしてオーロラです。メンフクロウ、アメリカフクロウ、アメリカキンメフクロウ、アメリカワシミミズク、コミミズク、そしてカナダにも滅多に飛来せず、数日でいなくなってしまうカラフトフクロウという大きな梟にもグッドタイミングで会えました。そして、これらの梟の他50種以上の鳥が見られました。後半はホワイトホースに行き、庭からもオーロラが観られるロッジに泊まり、三夜祈る気持ちでオーロラの出現を待ちました。広大な北極園の夜空を仰ぎ、無心になって祈る気持ち。その体験こそが、思いも掛けないほど新鮮で、感動でした。さて、その結果は・・・次回をお楽しみに。

各ペンション
★コテージ泉園
 【ホームページ
今から18年前、カナダ・バンフ、バンクーバーに一人旅。当時かなりの円高で、現地21泊のうちスキーに15日行きましたが旅費は全部で30万程。現地でも稀な雪の多い年で7日間も完全な新雪を体験、肩まで立ち上る雪煙に天国のような気分に浸りました。カービング登場前のお話です。

★シェムニ
 【ホームページ
飛行機がとても怖いので海外にはなかなか目が向かない自分ですが、それでもオーロラだけは死ぬまでに一度は観に行ってみたいです!何故でしょうね。自分でも分かりませんがTV等で映像を観る度にその魅力に引き込まれそうになる自分がいます。もしかして前世は白クマかも(笑)。

★B&B碧い空
 【ホームページ
「思い出のトレッキング」2002年7月山の仲間夫婦3組でカナディアンロッキーに出かけました。アッシニボインロッジへの往復ヘリコプターでは圧巻の景色を堪能できました。
B&B碧い空の玄関ホール右にはその時のアッシニボインの華麗な雄姿がいつもお客様を迎えてくれています。

★わっ!!
 【ホームページ
  昔、友人のツアーに参加してスペインに行ったときのお話。オーナーが可愛い花売り娘に花束を進められている様子。断っても引き下がらない。やっとふりきって気がついたらポケットの小銭入れがなくなっていました。どうやらスリだったようです。札入れでなくてよかったあ・・・

★ボタンダウン
 【ホームページ
いつか行ってみたい世界一のカナダのウィスラースキー場。すごいところはまず規模がケタ違いに大きく、コース数は200以上あり、標高差は1500m以上あるのでコースによっては最長11キロ以上もあります。ヘリコプターで山頂まで行きスキーをしたい・・・

★風路
 【ホームページ
2年かけて800q歩いたスペイン巡礼の道(周・和)。
20才の時、能登半島を歩いて一周。初めての一人旅!上野から夜行列車に乗り翌朝七尾(?)恋路海岸、狼煙、曽々木、輪島。昔から歩き旅が好きだったんだなぁ(和)

郁夫のシネマコラム

死刑台のエレベーター

硬質のモノクロ画面いっぱいにジャンヌ・モローの顔がスクリーンに映し出され、そこにマイルス・ディヴィスのミュートを利かした心臓をわし掴むようなトランペットの音色。「死刑台のエレベーター」ジャズシネマの名作と言わずして何と言おうか。最初に見たのが45年前、改めて新鮮な感動に包まれました。この映画は監督ルイ・マルが25歳の時に制作され大人の愛の心理を見事に描き出されています。エレベーターに閉じ込められた愛人のモーリス・ロネ演じるジュリアンの名前を心の中で呼びながら必死に探し求め夜の町を彷徨うフローランス(ジャンヌ・モロー)の切ない表情の美しさは例えようも有りません。そこに彼女の心理を表現するかの様なマイルスのトランペットが画面に緊張感を与えます。マイルスのサウンドトラックは映画の画面を見ながら即興で演奏したと言われています。そして、ラストは名優リノ・ヴァンチュラ演じる刑事の前で、現像液の中の印画紙から浮かび上がる二人の関係を物語る場面は秀逸であります。甲府東宝シネマで毎朝10時旧名作を上映。やはり映画は大画面で観る暗闇の文化であります。

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